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2026.08.12 お役立ち情報

可児市で自然素材の家を建てるなら?失敗しない選び方とメリットを解説


可児市で自然素材の家を建てるなら?失敗しない選び方とメリットを解説

岐阜県可児市で注文住宅を検討する家庭の中には、自然素材の家という家づくりの方向性に関心を寄せる子育て世代が少なくありません。無垢材や漆喰といった素材は、室内の湿度を穏やかに保つ働きや、化学物質の放散を抑えた空気環境づくりにつながる点で関心を集めています。

可児市は名古屋方面のベッドタウンとしての一面を持ちながら、丘陵地から平坦地までエリアによって土地の条件に差がある地域でもあります。費用や工務店ごとの技術の差など比較しておきたい点も多いため、本記事では自然素材の家のメリットと可児市というエリアならではの視点、工務店選びの基準、資金計画や断熱性能の比較の仕方までを整理します。

目次

この記事でわかること

自然素材(無垢材・漆喰など)がもたらす調湿性や空気環境のメリット

可児市の地域特性に合わせた家づくりと土地探しの視点

工務店選びの基準と、資金計画・断熱性能を比較するポイント

【免責事項】本記事は自然素材の家に関する一般的な情報を整理したものであり、費用や性能の数値は建築地の条件や仕様によって差があります。税制や制度に関する内容は年度によって変わることがあるため、可児市で実際に家づくりを進める際は、複数の工務店や関係窓口へ相談し、ご自身の希望に合った内容を確認しながら検討を進めてください。掲載している数値や制度の内容は、記事作成時点の情報にもとづいています。

自然素材の家が住まいの快適性を支える視点

自然素材の家という言葉には、無垢材や漆喰、珪藻土といった素材を暮らしの中に取り入れた住まいという意味が込められています。自然素材の家とは?住宅のメリットやデメリット・後悔しないポイントもで詳しく整理されています。

室内環境で無垢材と漆喰が果たす調湿の働き

無垢材や漆喰は、空気中の湿気が多いときに水分を吸い込み、乾燥する時期には蓄えた水分を少しずつ放つ働きを持つ建材です。森林・林業学習館の資料では、合板を内装に使った住まいの湿度がおよそ50%前後で保たれた一方、ビニールクロスを使った住まいでは湿度の振れ幅が大きくなったことが紹介されています。空気中を漂う菌の多くは湿度50%前後で数を減らすため、冬場の結露や梅雨時期の湿った感覚を和らげたい場合、調湿の働きを持つ素材を内装に取り入れる方法は比較の候補になります。

化学物質の放散を抑えた室内環境という視点

新しい建材や内装材の中には揮発性の高い化学物質を含むものがあり、室内に留まった場合に頭痛や目の刺激といった体調の変化につながることがあります。この状態は一般にシックハウス症候群と呼ばれ、厚生労働省は室内のホルムアルデヒド濃度について0.08ppm(100μg/m3)という指針値を公表しています。

無垢材や漆喰は接着剤や仕上げ材の使用量を抑えられる建材で、壁や天井など面積の大きい部分に使うほど室内の空気環境への影響も変わりやすいため、素材選びの段階で確認しておきたい項目です。漆喰壁ならではの消臭や抗菌・防カビの働き、費用面で注意しておきたい点まで比較したい場合は、漆喰壁のメリット・デメリットとは?失敗しない対策と岐阜・愛知・三重での選び方で確認できます。

出典)森林・林業学習館「木材の調湿性と居住環境」

出典)厚生労働省「室内空気中化学物質の室内濃度指針値及び標準的測定方法について」(2000年6月公表、2025年現在も適用される指針値)

初期費用と資産価値を長い目で比較する視点

自然素材の家は既製品の建材を使う住まいと比べて初期費用が上がりやすい一方、無垢材や漆喰は年数を重ねるごとに色合いが変わり、傷や汚れも風合いとして受け止めながら暮らす方が多く、定期的な補修によって長く使い続けやすい面があります。健康面と資産価値という二つの視点を合わせて自然素材の家を捉えた内容は、自然素材の家が実現する健康と資産価値の両立で紹介されています。

当社が手がけるナチュリエでは、全ての居室の床材に無垢材を使い、LDKの壁には漆喰を標準の仕様として採用しています。

自然素材ごとの特徴を比較して選ぶ視点

無垢材ならではの質感と経年変化という視点

無垢材は一本の丸太から切り出した木材で、複数の木片を接着してつくる集成材とは異なり、木目や色合いに一つひとつ違いがあります。素足で歩いたときのやわらかな感触や、季節による色の変化を楽しめる点は、無垢材ならではの特徴です。一方で、湿度や温度の変化によって伸び縮みしやすいため、施工の技術によって仕上がりに差が出やすい面もあります。

漆喰と珪藻土、それぞれの得意分野という視点

漆喰は消石灰を主な原料とした塗り壁材で、アルカリ性による抗菌・防カビの働きと調湿の働きを併せ持つ点が特徴です。珪藻土は藻類の化石を主な原料とした塗り壁材で、表面に無数の小さな孔を持つため、漆喰よりも吸放湿の働きが強いとされる一方、表面が崩れやすく汚れが付きやすい面もあります。

漆喰の特徴

消石灰を主な原料とし、強いアルカリ性による抗菌・防カビ効果と調湿性を併せ持つのが強みです。表面が滑らかで耐久性にも優れています。

珪藻土の特徴

藻類の化石を原料とし、無数の小さな孔を持つため漆喰よりも高い吸放湿性を誇りますが、表面が崩れやすく汚れが付着しやすい面もあります。

塗り壁材は左官職人が手作業で仕上げる工程が多く、職人ごとの技術によって厚みやむらの出方に差が生じやすいため、施工実績を見学の際に確かめておくと安心につながります。

地域産の木材を取り入れるという視点

岐阜県には東濃ヒノキと呼ばれる地域産の木材の産地があり、可児市が位置する岐阜県中南部エリアからも近い距離にあります。近い場所で育った木材を柱や梁、床材に取り入れる家づくりの工夫も見られ、輸送にかかる負担を抑えられる点に加えて、地域の気候に合わせて育った木材という視点からも比較の材料になります。

可児市というエリアで住まいを考える際の視点

可児市は岐阜県の中南部に位置し、北部は平坦な地形が広がる一方、南部には住宅団地や工業団地、ゴルフ場が点在する丘陵地が続く地域です。市内には木曽川や可児川といった河川もあり、地形や立地の条件は同じ市内でもエリアによって差があります。

出典)可児市「可児市の概要」

可児市から名古屋方面への交通アクセスという視点

可児市は地理的な条件から、名古屋方面のベッドタウンとしての一面を持つ地域です。可児駅や新可児駅から名古屋までは電車でおよそ1時間の距離にあり、東海環状自動車道の可児御嵩インターチェンジや中央自動車道の周辺インターチェンジも使える立地です。通勤の負担と住まいの広さ・自然環境とのバランスを取りたい世帯にとって、比較の候補になりやすい暮らし方です。

可児市の丘陵地開発と子育て世代の暮らし方

可児市は1970年代以降、西部・南部を中心に丘陵地の宅地開発が進み、人口が大きく増加してきた経緯を持つ地域です。子育て世代が住まいを選ぶ際は、通園・通学の距離や周辺の公園、買い物環境なども合わせて、土地探しの段階から比較しておきたいところです。

間取りや家事動線を現地の条件に合わせる視点

水回りを一か所にまとめて配置したり、洗濯から収納までを一続きの動線でつなげたりする間取りの工夫は、共働きで子育てをする世帯にとって日々の負担を減らす視点になります。平屋建てや自然素材を組み合わせた家づくり、収納計画を含めた家事動線の考え方については、岐阜で平屋の注文住宅を建てる方法:自然素材と家事動線を活かすコツで詳しく取り上げられています。

当社では、土地ごとの地盤の条件を踏まえたうえで、地盤保証20年を付けた家づくりに対応しています。土地選びの段階から地盤の状態を確認しておくことが、後々の安心につながります。

岐阜県可児市エリアのナチュリエ展示場(モデルハウス)外観

工務店を選ぶ際に確認しておきたい複数の基準

見えない構造材にも自然素材を使うという視点

無垢材や漆喰は壁や床など目に見える部分に使われることが多い一方、柱や梁といった見えない部分の構造材にまで自然素材を使っているかどうかは、工務店ごとに差があります。木造住宅ならではの耐久性やデザインの自由度について幅広く知りたい場合は、木造住宅の魅力と設計のポイント 耐久性やデザイン自由度に迫るが参考にできます。

耐震等級3や構造計算への対応状況を確認する

2025年4月からは建築基準法の改正により、木造2階建てなど一部の住宅で構造に関する審査の対象が広がりました。制度の変わり目にあるからこそ、構造計算を行ったうえで耐震等級3を取得しているかどうかは、工務店を比較する基準のひとつです。

等級1は建築基準法が定める水準、等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の強さを目安にした水準です。学校や消防署など防災の拠点となる建物の多くは等級2以上を目安にしているため、等級3は住宅の中でも高い水準に位置づけられます。

出典)国土交通省「省エネ基準の適合義務化に併せて木造戸建住宅を建築する場合の建築確認手続きが見直されます『4号特例』見直し3つのポイント」

地域に根差した長期のアフターサポートを見る

建てたあとに何かあったときの連絡先が近くにあるかどうかも、長く住み続けるうえで比較しておきたい基準です。一般的に、引き渡し後の点検は半年後・1年後・2年後・5年後・10年後といった節目で行われることが多く、シロアリの被害を防ぐための防蟻処理も、5年前後を目安に再施工が必要になる場合があります。

契約前に確認しておきたいチェック項目

  • 柱や梁など見えない構造材に使う木材の種類
  • 構造計算の実施状況と取得している耐震等級
  • 構造・防水・地盤に関する保証の年数と範囲
  • 断熱等級やUA値など断熱性能を示す数値
  • 定期点検の頻度とアフターサポートの窓口
  • 坪単価に含まれる工事の範囲と別途費用の有無

当社では、床や壁だけでなく、柱や梁といった見えない構造材にも本物の木を使い、全ての建物で構造計算を行ったうえで耐震等級3を標準として取得しています。あわせて、構造・防水については当初20年から最長60年、住宅設備には10年、地盤には20年の保証を用意し、全棟で住宅瑕疵担保責任保険にも加入することで、建てたあとも長く相談できる窓口を可児市周辺に置いています。

資金計画と断熱性能を比較して考える視点

坪単価と資金計画の考え方を丁寧に整理する

自然素材の家は、既製品の建材を使う住まいと比べて材料費や施工の手間がかかる分、坪単価が上がりやすい傾向があります。無垢材は伐採した木材をじっくり乾燥させてから使う工程が必要で、塗り壁材は左官職人が手作業で仕上げる工程が必要なため、既製品の建材を使う場合と比べて材料費・施工費の両方に手間がかかりやすい構造です。

見積もりを比較する際に確認しておきたい内訳

住宅の価格は、本体工事費だけでなく付帯工事費や諸費用まで含めた総額で比較することが欠かせません。地盤改良工事や外構工事、給排水の引き込み工事、登記費用や住宅ローンの手数料、火災保険料などは、本体工事費とは別に必要になる費用です。

標準仕様に含まれる範囲と、追加費用が必要になるオプション仕様の範囲は工務店によって差があるため、床材や壁材の自然素材をどこまで標準仕様に含めているかを比較することで、坪単価だけでは見えにくい総額の差をつかみやすくなります。

坪単価の目安62.5万〜85.1万円
月々の支払い目安4万円台から
構造・防水の保証最長60年
地盤の保証20年

※ナチュリエの目安。仕様や間取り、土地の条件により異なります。

断熱性能というもう一つの大切な視点を見る

断熱性能は目に見えにくい部分ですが、冬場の光熱費や室内の温度差に直結する項目です。断熱等級5やZEH水準の考え方について幅広く知りたい場合は、断熱等級5とはZEH水準を満たす省エネ基準!岐阜・愛知での必要性とメリットで詳しく説明されています。

木材そのものの熱の伝わりにくさも、断熱性能を考えるうえで押さえておきたい視点です。杉材の熱伝導率はおよそ0.1W/m・K前後である一方、普通コンクリートは1.6W/m・K程度であり、木材は熱を伝えにくい性質を持つ建材だと分かります。

断熱性能はUA値と呼ばれる数値で示され、この数値が小さいほど熱が外に逃げにくい住まいです。岐阜県の大半が含まれる6地域の区分では、断熱等級5の認定を受けるためにUA値0.6以下を満たす基準になっており、窓の性能や気密性とあわせて、数値をもとに比較する視点も役立ちます。

出典)確認申請サポートセンター「断熱等級(断熱等性能等級)とは-等級5・6・7のUA値一覧」

出典)日本建築学会編「建築設計資料集成」

当社では長期優良住宅の認定に対応した仕様も選べるため、税の優遇まで含めた資金計画のご相談にも対応しています。

よくある質問

自然素材の家はお手入れの手間が大きいですか

無垢材や漆喰は、既製品の建材と比べると経年による色の変化やひび割れが出やすい面があります。一方で、傷や汚れの補修がしやすく、年数を重ねた風合いを楽しむ暮らし方をする方もいます。日常のお手入れは、乾いた布での拭き掃除など普段の掃除の延長で対応できる範囲が中心です。

可児市で自然素材の家を建てる費用相場はどれくらいですか

費用は延べ床面積や仕様、土地の条件によって幅があるため、一つの数字で言い切ることは難しい部分です。目安として、1951年の創業以来木材と向き合ってきた当社の坪単価はおよそ62.5万円から85.1万円の間で推移しており、月々4万円台からの資金計画も相談できます。複数の工務店から同じ条件で見積もりを取ることが、金額を比較するうえでの基本になります。

冬場の寒さ対策は十分にできますか

断熱性能は仕様によって差が出る部分です。断熱等級5やZEH水準を満たす仕様を選ぶことで、冬場の室内の温度差を抑えやすくなります。窓の性能や気密性など、断熱材以外の要素も合わせて工務店に確認しておくと、比較の精度が上がります。

木造の自然素材の家は地震に弱いのではないですか

木造住宅全体に対して、地震に弱いという声を耳にすることがありますが、構造計算を行ったうえで耐震等級3を取得している住まいであれば、木造であることと地震への強さは別の問題として比較できます。柱や梁の組み方、耐力壁の配置、地盤の状態など、複数の要素を組み合わせて耐震性能は決まるため、工法や樹種だけで判断せず、構造計算の有無や等級を確認する視点が欠かせません。

可児市エリアでの土地探しから相談できますか

可児市は北部の平坦な地形から南部の丘陵地まで、エリアによって土地の条件が異なります。当社では、可児市を含む地域での土地探しの段階から相談を受け付けており、来場予約や資料請求を通じて、間取りや資金計画の相談を始めることができます。

珪藻土と漆喰はどちらを選べば良いですか

どちらが優れているというよりも、求める働きや質感によって向き不向きが変わる関係です。吸放湿の働きを重視したい場合は珪藻土、耐久性やアルカリ性による抗菌・防カビの働きを重視したい場合は漆喰が比較の候補になりやすいです。

可児市で自然素材の家を検討する次の一歩

無垢材や漆喰の質感、断熱性能の体感といった資料だけでは伝わりにくい部分は、実際にモデルハウスを訪れることで比較しやすくなります。当社では、可児市を含む地域でモデルハウスの見学や資料請求を受け付けています。実際の素材や空間の広さを確かめたい場合は、来場予約からご検討ください。

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