2026.08.12 お役立ち情報
可児市で土地から探す注文住宅の進め方!失敗しない予算配分と会社選びのポイント
可児市で理想の住まいを土地から探して建てる場合、土地探しと建物の資金計画を同時に進めることで、契約後に予算が大きくずれる事態を避けやすくなります。
岐阜県可児市は名古屋方面への通勤や近隣市町への通学の利便性が注目される一方、土地の価格帯や地盤の状況はエリアによって差があります。本記事では、土地から注文住宅を検討する際の進め方や予算配分の考え方、会社選びの視点を、地域特性や公的機関のデータも踏まえて整理します。
目次
この記事でわかること
✓土地と建物の資金計画を同時に進めるメリットと予算配分
✓可児市の地域特性(交通利便性・ハザードマップ等)を踏まえた土地選び
✓不動産会社と住宅会社の違いなど、会社選びの比較ポイント
【免責事項】本記事は一般的な情報提供を目的として作成しており、記載内容は執筆時点で確認できた情報にもとづいています。土地の条件や資金状況は一件ごとに異なるため、実際の計画にあたっては可児市や住宅会社、金融機関への確認を通じて判断してください。
土地と建物は同時に検討すると計画が安定しやすい
総予算を先に固める考え方
注文住宅を土地から探す場合、土地の購入費用と建物の建築費用に加え、諸費用も含めた総予算を早い段階で固めておくと、その後の検討が進めやすくなります。諸費用には登記費用や住宅ローンの事務手数料、引っ越し費用などが含まれます。
総予算が定まっていないまま土地を先に契約すると、建物にかけられる費用が想定より少なくなり、間取りや設備の内容を削る場面も生じます。
土地と建物の費用バランスをつかむ
住宅金融支援機構が公表している2024年度のフラット35利用者調査(2025年7月公表)によると、土地付注文住宅の所要資金の全国平均は5,007万円で、内訳は建物が約3,512万円、土地が約1,495万円です。世帯年収の全国平均は729.4万円、年収倍率は7.5倍で、総返済負担率は26.8%と、他の住宅区分と比べて高めの水準になっています。
総額:約5,007万円
この数値はあくまで全国平均の一つの目安であり、可児市内の土地価格や希望する建物的の仕様によって、実際の総予算は変わります。
出典)2024年度 フラット35利用者調査(土地付注文住宅)/住宅金融支援機構
見落としやすい諸費用も総予算に加えておく
土地と建物の価格だけを見て総予算を考えると、契約から入居までに発生する諸費用を見落としやすくなります。代表的なものとして、次のような費用があります。
- 土地・建物の登記費用
- 住宅ローンの事務手数料や印紙代
- 火災保険料や地震保険料
- 地鎮祭・上棟式の費用
- 引っ越しや仮住まいにかかる費用
これらの諸費用は建物本体の価格の1割前後が目安ですが、住宅ローンの借入額や保険の内容によって幅があります。
自己資金と住宅ローンを組み合わせて考える
総予算のうち、どの程度を自己資金でまかない、どの程度を住宅ローンで組むかによって、月々の返済額や必要な世帯年収の水準は変わります。自己資金の割合を増やせば借入額を抑えられる一方、手元に残す資金が少なくなりすぎると、入居後の急な出費に対応しにくくなる場合があります。
住宅ローンには、返済期間中に金利が変わらない全期間固定タイプと、一定期間ごとに見直しが入るタイプなどがあり、フラット35は全期間固定タイプの代表的な仕組みです。
税制優遇や補助金制度も確認しておく
住宅ローンを利用して住宅を取得する場合、一定の条件を満たすと所得税の控除を受けられる制度があります。控除を受けられる期間や借入限度額は、住宅の性能や取得した年度によって変わるため、契約を検討する年度の情報を税務署や住宅会社に確認しておくことが大切です。
自治体によっては、子育て世帯や省エネ性能の高い住宅を対象にした補助金制度を設けている場合があります。可児市で利用できる補助金制度の有無や条件は年度ごとに変わる可能性があるため、住宅会社への相談とあわせて、可児市の窓口でも情報を確認しておくとよいでしょう。
資金計画の立て方についてさらに詳しく知りたい場合は、岐阜市での資金計画の考え方をまとめた記事も参考になります。当社でも土地探しの初期段階から資金計画のご相談を受け付けています。
可児市の地域特性は土地選びの判断材料になる
通勤・通学の利便性とエリアごとの違い
可児市は名古屋市方面への通勤や、多治見市・土岐市など近隣市への通学・通勤の面で利便性が注目されるエリアがある一方、市内でも駅やインターチェンジからの距離、周辺の生活施設の状況はエリアによって差があります。
土地探しで確認しておきたい項目を整理した記事として、岐阜県での土地探しのチェックポイントを解説した記事もあわせて確認しておくと、可児市内で候補地を比較する際の視点が整理しやすくなります。
学区や生活利便施設もあわせて確認する
子育て世帯にとっては、通学区域内の小中学校の場所や通学路の安全性も、土地選びで気になる点の一つです。候補地の周辺環境は地図だけでは分かりにくい部分も多いため、時間帯を変えて実際に歩いてみると、暮らしのイメージがつかみやすくなります。
ハザードマップで確認しておきたい災害の危険性
可児市の公式サイトでは、洪水・土砂災害ハザードマップや地震の揺れやすさを示すマップ、ため池に関するハザードマップなど、複数の災害情報が公開されています。候補地を選ぶ際は、価格や広さだけでなく、こうした災害の危険性についても事前に確認しておきたいところです。
浸水が想定される区域や土砂災害の警戒区域に該当するかどうかで、造成や地盤改良にかかる費用が変わってくる場合もあります。
地盤の状況と造成にかかる費用
可児市内は丘陵地や谷筋の地形が見られるエリアもあり、造成の状況によっては地盤改良工事が必要になる場合があります。地盤改良の要否や工事費用は、実際に地盤調査を行ってみないと分からない部分が大きいため、候補地が絞り込めた段階で住宅会社に地盤調査を依頼し、費用の見込みを確認しておくとよいでしょう。
見落としやすい諸費用にも目を向ける
土地の購入時には、価格そのものに加えて、地盤改良費用や上下水道の引き込み費用、外構工事の費用など、見落としやすい諸費用がいくつかあります。中でも下水道が整備されているエリアでは、下水道受益者負担金が発生する場合があります。
可児市の下水道受益者負担金は、下水道が整備された区域内の土地に対して一度だけ課されるもので、一般的な区域では土地の面積1平方メートルあたり500円が目安です(区域によって金額は異なります)。
隣接する土岐市の土地価格の動きを知っておくと、東濃地域全体の価格水準をつかむ手がかりになります。近隣の土岐市における土地価格の動向を扱った記事もあわせて確認すると、可児市内での価格感覚をつかみやすくなります。
当社は可児市を含む岐阜県内での家づくりを手がけており、地域ごとの地盤の傾向を踏まえた候補地のご相談にも応じています。

土地探しで見かける基本用語を知ると判断しやすい
用途地域は建てられる建物の種類を示す
土地の情報を見ていると「第一種低層住居専用地域」といった用途地域の表記を目にすることがあります。用途地域は、その土地にどのような種類の建物を建てられるかを定めた区分で、住居系・商業系・工業系など複数の種類に分かれています。
建ぺい率・容積率で建てられる大きさが変わる
建ぺい率は敷地面積に対する建築面積の割合、容積率は敷地面積に対する延べ床面積の割合を示す数値です。これらの数値は用途地域ごとに上限が定められており、上限を超える大きさの建物は建てられません。
接道義務と道路の種類も確認しておく
建物を建てる土地は、原則として幅4メートル以上の道路に2メートル以上接している必要があります。この決まりは接道義務と呼ばれ、火災や災害の際に避難や消防活動がしやすいようにするための基準です。
土地の情報を集める方法はいくつかある
不動産情報サイトでは、価格や広さ、最寄り駅からの距離といった条件で土地を絞り込んで探せます。土地探しに対応している住宅会社では、公開前の土地情報や、会社が独自に把握している情報を紹介してもらえる場合があります。
可児市を含む多くの自治体では、空き家や空き地の情報を紹介する制度を設けている場合があります。
会社選びは対応範囲と相性を軸に検討したい
不動産会社と住宅会社、それぞれの特徴
土地から探して注文住宅を建てる進め方には、大きく分けて、先に不動産会社で土地を探してから住宅会社に建物を依頼する進め方と、土地探しに対応している住宅会社に土地と建物をまとめて相談する進め方があります。
- 取り扱う土地の情報量が多い
- 建物の費用感は別途住宅会社への確認が必要
- 土地の契約を先に進める形になりやすい
- 土地と建物の予算を同時に調整しやすい
- 希望条件に合う土地情報は限られることもある
- 資金計画から一つの窓口で相談できる
ハウスメーカーと工務店の違いも判断材料になる
住宅会社の中には、全国的に展開するハウスメーカーと、地域に根ざして営業する工務店があります。ハウスメーカーは仕様や工法が標準化されている場合が多く、工務店は地域の気候や土地の事情に合わせた提案に強みを持つ場合があります。
複数社から見積もりを取って比較する
土地と建物にかかる費用は会社によって内訳の示し方が異なるため、一社だけの提案で判断せず、複数の会社から見積もりを取って比較しておくと、判断の材料が増えます。比較する際は、本体工事費の金額だけでなく、諸費用や標準仕様に含まれる設備の範囲まであわせて確認しておくと、契約後の想定外の追加費用を避けやすくなります。
引き渡し後の点検体制も確認しておく
住まいは引き渡し後も、時間の経過とともに設備の不具合や構造・防水に関する点検が必要になる場面があります。会社によって点検の頻度や対象範囲、費用の有無は異なるため、契約前に引き渡し後の点検体制についても確認しておくと、長く住み続ける住まいづくりにつながります。
土地探しに時間がかかるときの向き合い方
希望条件に近い土地がなかなか見つからず、土地探しに時間がかかって気持ちが疲れてしまう場面も少なくありません。土地探しで気持ちが疲れたときの整理法を紹介した記事では、そうした場面での考え方が取り上げられています。
当社は1951年に材木問屋として創業してから70年以上、木材の仕入れルートを活かした家づくりに取り組んできました。坪単価はおよそ62.5万円から85.1万円程度が目安で、月々4万円台からの資金計画も相談できます。候補地選びの段階から資金計画まで、一つの窓口でご相談いただけます。
契約までは早めの相談で進め方が整理しやすい
早めの相談が計画を立てやすくする
土地がまだ決まっていない段階でも、住宅会社に早めに相談しておくと、総予算の目安や、希望するエリアで想定される土地価格の水準をつかみやすくなります。
実際の間取りや素材の雰囲気をつかむ手段として、モデルハウスを見学しておくことも進め方の一つです。モデルハウス見学で確認しておきたい点をまとめた記事では、見学時にチェックしておきたい項目が取り上げられています。
希望条件の優先順位を整理する
土地と建物、それぞれに希望する条件をすべて満たそうとすると、総予算を大きく超えてしまうことがあります。まずは希望条件を書き出し、優先順位を整理しておくことが、土地探しと建物の検討を並行して進める手がかりになります。
- 希望するエリアや通勤・通学の利便性
- 土地の広さや形状、日当たり
- 建物の間取りや設備の仕様
- 周辺環境や生活施設の充実度
住宅ローンの事前審査を活用する
金融機関の住宅ローンには、正式な契約前に借入可能な金額の見込みを確認できる事前審査という手続きがあります。土地の候補が見つかった段階で事前審査を受けておくと、実際に借りられる金額の見込みをつかんだうえで、契約に向けた判断がしやすくなります。
契約後の打ち合わせの流れを把握しておく
土地と建物の契約が済んだ後は、間取りや設備、外観などを決めていく打ち合わせが、着工前から引き渡し前まで複数回にわたって続きます。注文住宅の打ち合わせの流れや回数を解説した記事では、着工前から引き渡し前までの打ち合わせの段階や、決めておきたい項目が取り上げられています。
当社では、土地探しの段階から契約後の打ち合わせまで、担当者が一貫して相談に応じています。実際の間取りや素材を確認したい場合は、モデルハウスの見学も申し込めます。

よくある質問
土地が決まっていなくても相談できますか
土地がまだ決まっていない段階でも、住宅会社への相談は可能です。むしろ土地探しの早い段階から総予算や希望条件を整理しておくと、候補地が見つかったときに建物との費用バランスを判断しやすくなります。
不動産会社と住宅会社、どちらに相談すべきですか
どちらか一方が優れているというより、希望するエリアの広さや建物へのこだわりの強さによって向き不向きがあります。土地の情報を幅広く集めたい場合は不動産会社への相談も一つの方法であり、土地と建物の予算を同時に調整したい場合は土地探しに対応する住宅会社へ相談する方法もあります。
可児市のハザードマップはどこで確認できますか
可児市の公式サイトでは、洪水・土砂災害ハザードマップや地震の揺れやすさを示すマップなどが公開されています。候補地が絞り込めた段階で、価格や広さだけでなく、こうした災害の危険性についても確認しておくと安心につながります。
可児市の土地価格はどれくらいですか
可児市内の土地価格はエリアによって幅があり、駅やインターチェンジに近いエリアほど高くなる傾向があります。隣接する土岐市の価格動向も参考の一つになるため、複数のエリアの相場を比べながら、希望条件と予算のバランスを取っていくとよいでしょう。
地盤改良が必要かどうかはいつ分かりますか
地盤改良の要否は、候補地が絞り込めた段階で行う地盤調査の結果によって分かります。契約前に地盤調査を実施できるかどうかは会社によって対応が異なるため、土地の契約を進める前に、住宅会社に地盤調査のタイミングを確認しておくと安心につながります。
住宅ローンの返済期間はどれくらいが目安ですか
返済期間は最長35年程度まで選べる仕組みが一般的ですが、定年退職の時期や教育費の負担も踏まえて、無理のない期間を検討することが大切です。
見積書のどこを比較すればよいですか
本体工事費、付帯工事費、諸費用の区分がどのように分けられているかを確認し、同じ条件で複数社を比較することが大切です。標準仕様に含まれる範囲もあわせて確認しておくと、契約後の追加費用の見込みをつかみやすくなります。
ハウスメーカーと工務店はどちらに相談すべきですか
どちらか一方が優れているというより、重視したい部分によって向き不向きがあります。全国的な実績や展示場の数を重視する場合はハウスメーカー、地域の事情に合わせた提案や相談のしやすさを重視する場合は工務店への相談も一つの方法です。
土地から探す家づくりは早めの相談で進めやすくなる
可児市で土地から注文住宅を検討する場合、土地探しと資金計画を同時に進めることが、後の計画のずれを防ぐ手がかりになります。地域特性やハザードマップ、諸費用の把握、会社選びの視点を踏まえ、早めに相談先を決めて希望条件の優先順位を整理しながら進めることが、予算内で納得のいく住まいづくりにつながります。
当社では、土地探しから資金計画、設計、施工、引き渡し後の点検まで一つの窓口で相談できる体制を整えています。全棟で構造計算を行い耐震等級3を標準で取得しているほか、構造・防水については長期水準となる最長60年の保証を設け、住宅設備には10年、地盤には20年の保証を用意し、全棟で住宅瑕疵担保責任保険にも加入しています。可児市での土地探しや家づくりについて、まずは資料を通じて確認してみてください。







