コラム

2020.03.02 お役立ち情報

注文住宅で失敗しないための打ち合わせポイント!内容や流れ、回数、注意点は?


注文住宅で失敗しないための打ち合わせポイント!内容や流れ、回数、注意点は?

理想のマイホームを手に入れるには、家を建ててくれる建築会社との打ち合わせで自分たちの希望や悩みを正確に伝える必要があります。

注文住宅の場合は、何も決まっていない状態から始まるため、施主と建築会社の担当者が何度も打ち合わせを重ね、共通の認識を持つことが家づくりの失敗を防ぐポイントです。

今回は、建築会社との打ち合わせで決めることや注意すべきポイントなどをまとめました。

注文住宅の打ち合わせでは何を決める?

すでに完成した家を選ぶ建売住宅とは違い、注文住宅はすべての仕様を1から決めていく必要があります。

たとえば、リビングや寝室などの配置を決める「間取り」、キッチンや床暖房など必要な「設備」、インテリアや外観デザインに用いる「建材・資材」、庭づくり計画など「外構工事」などが決めるべきポイントでしょう。

建築会社との打ち合わせで重要なことは、自分たちのイメージを共有することです。
打ち合わせの段階から互いのイメージに差異が生じると、後々大きなトラブルに発展していきます。
「こんなはずではなかった…」という後悔しないためには、デザインや細かな仕様など自分たちの想いや意見を建築会社の担当者にしっかり伝え、共通認識を持たせることが重要です。

このほか、資金計画やスケジュールも共有しておきたいポイントです。
無理のない返済プランを立てられる予算か、いつまでに完成させたいのかなども、打ち合わせで相談しましょう。

打ち合わせの期間や回数・流れ

建築会社との打ち合わせは、人によって期間や回数が異なります。
こだわりの多い方ほど打ち合わせの回数も増え期間は長くなりますが、建築会社に任せる部分が多い方だと打ち合わせも少なく短期間で進められるでしょう。

特に、プランニングの打ち合わせはもっとも期間が長く、打ち合わせ回数も多くなります。
一般的に、プランニングの打ち合わせは5~10回程度で、期間は3~6ヵ月くらいですが、こだわりが強い方だと20回以上、期間も1年以上になるケースもあります。

プランが確定して建築が始まっても、細かな仕様の確認などで打ち合わせをすることもあります。
また、完成後も建築確認や引き渡しなどの際にも打ち合わせがあります。
最初の相談から完成までに、打ち合わせの回数は15回前後、期間は半年から1年くらいとみておけば良いでしょう。

なお、期間や回数は会社によって上限が設けられている場合もあります。
特にハウスメーカーはこの傾向が強く、最初に期間や回数を提示するところもあるようです。

注文住宅の打ち合わせで注意すること

注文住宅の打ち合わせは、長期間にわたり何度も行いながら多くのことを決めていくわけですから、ときには建築会社と意見の食い違いがあったり、何かをあきらめなければならなかったりすることもあるでしょう。

そうしたトラブルを未然に防ぐうえで、注意すべきポイントをまとめました。

予算の上限をしっかり決めておく

注文住宅でよくあるトラブルの一つが、費用に関すること。
注文住宅では決まったプランがなく仕様は自由です。打ち合わせを重ねるうちに「この設備も欲しい」「建材はこのグレードのものを使いたい」と、ついつい要望が出てしまい、当初の予算を大幅に超えてしまいがちです。

予算オーバーを防ぐには、あらかじめ上限を決めておくことが大切です。
上限額を先に提示しておけば、建築会社の担当者も予算内で可能なプランを提案してくれますし、譲れない条件があれば別のところで費用を削るなどのアイデアも出しやすくなります。

なお、上限額は頭金や住宅ローンの借入限度額を確認したうえで決めることが大切です。
詳しくは、借り入れを検討している金融機関や、資金計画に詳しい建築会社の担当者に相談して決めましょう。

事前準備をしっかりとしておく

建築会社との打ち合わせをする前に、家族の意見をまとめておくことも重要です。
自分たちが住みたい理想のマイホーム像とは、どんな家なのか。カタログやホームページ、住宅展示場などをまわりながらイメージを固め、家族みんなで共有しましょう。

家族のこだわりたいポイントはメモに取ってまとめていきましょう。
その際、重要なのが優先順位をつけることです。間取りもデザインもすべて自由につくれるのが注文住宅のメリットですが、いくら自由といってもこだわりをすべて叶えることは、現実的ではありません。
それは予算の問題だけでなく、土地の条件や建築基準法に抵触しないかなど、さまざまな要因があるからです。

「絶対に譲れない条件」「できればかなえたい条件」などのランク付けをしておき、そのうえで建築会社と打ち合わせをすることで、より多くの条件を満たせる家が実現しやすくなります。

完成希望の時期を決める

おおまかなスケジュールを決めておくことも大切なポイントです。
ゴールの時期を明確にしなければ、打ち合わせ期間が長引くこともありますし、時には何も決まらないまま終了という生産性のない打ち合わせも出てくるでしょう。

完成時期は、「子どもが小学校に入学するまでに入居したい」など、家族の事情に合わせて決めるのも有効です。
注文住宅は完成までに長ければ1年以上かかることもありますから、子どもの成長に合わせて動き出すことで、無理のないスケジュールが立てられます。

打ち合わせの記録を取ってすり合わせを

決めることが多い注文住宅ですから、後になって「あれができていない」「あのとき言ったじゃないか」と、言った・言わないのトラブルが生じることもあります。

こうしたトラブルは、打ち合わせの議事録を作成しておくことで防げます。
自らが実現させたい希望に対して、建築会社の担当者からどんな提案があったか、実現できない理由や代替案など、事細かにメモを取っておきます。
その内容は、建築会社の担当者と共有しましょう。また、図面や見積書にも反映されているかチェックすることも大切です。

疑問点や不安な箇所ははっきりさせる

打ち合わせ中に、疑問点や不明点があれば、できるだけその場で解決するようにしましょう。
後で「こんなはずではなかった…」と後悔するのを防ぐことにもつながります。
また、工事が始まってから気づいて変更することになれば、完成時期も遅れますし追加料金が生じることもありますので、わからないことや疑問点などがあれば、どんどん発言していくことも、失敗しない家づくりのポイントです。

まとめ

1回あたりの打ち合わせ時間は、短くても1時間、長ければ3時間を超えることもあります。
それを何度も行い、図面の修正を繰り返しながら、ようやく建築プランが完成します。
骨の折れる作業ではありますが、家づくりで後悔しないためには、ここでしっかり詰めていくことが重要です。

打ち合わせの心構えとして、「自分の意見を伝える」とともに、「建築会社の意見をしっかり聞くこと」も必要でしょう。

こちらの要望を伝え、できなければ理由を聞き、代替案を提示してもらいながら納得できる方法を探っていく。そうやって建築会社との信頼関係を築きながら、理想のマイホームを目指しましょう。

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