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2026.08.12 お役立ち情報

可児市で完全自由設計の注文住宅を建てるポイント|費用相場と後悔しない会社選び


可児市で完全自由設計の注文住宅を建てるポイント|費用相場と後悔しない会社選び

 

可児市で注文住宅を検討していると「完全自由設計」という言葉を目にすることがあります。間取りやデザインの自由度がどこまで及ぶのか、規格住宅やセミオーダー住宅とどう違うのかが分からないまま検討を進めると、打ち合わせの段階で希望と実際の対応範囲がずれてしまうこともあります。

この記事では、完全自由設計の考え方と規格住宅との違い、可児市で自由設計を進める際に押さえておきたい費用やスケジュールの目安、土地選びの視点、会社選びの基準までを整理します。

自由な設計を採用した平屋モデルハウスの外観

目次

この記事でわかること

完全自由設計と規格住宅・セミオーダー住宅の違い

自由設計にかかる費用・スケジュールの目安と構造計算の重要性

可児市で自由設計を進めるための土地選びと会社選びの基準

【免責事項】本記事は一般的な情報提供を目的として作成しており、記載内容は執筆時点で確認できた情報にもとづいています。費用やスケジュールの目安は仕様や土地の条件によって変わるため、実際の計画にあたっては住宅会社への確認を通じて判断してください。

完全自由設計とはどのような進め方か

規格住宅・セミオーダーとの違い

住宅会社が提供する間取りの決め方は、大きく3つに分けられます。あらかじめ決められた間取りの中から選ぶ「規格住宅」、いくつかの型を土台に一部を変更できる「セミオーダー」、間取りや外観、設備の仕様までを土地の形や希望に応じて一つずつ決めていく「完全自由設計」です。完全自由設計は打ち合わせの回数が増えやすい一方、変形地や高低差のある土地でも希望を反映しやすいという特徴があります。

規格住宅あらかじめ決められた間取りから選ぶ
セミオーダー基本の型を土台に一部を変更できる
完全自由設計間取りや仕様を一から決める

自由度が及ぶ範囲を確認しておく

「完全自由設計」と案内されていても、会社によって自由度が及ぶ範囲には差があります。間取りは自由に決められても、外壁の色や設備のメーカーは指定の範囲内に限られる場合もあるため、契約前にどこまでが自由に選べるのかを確認しておくと、打ち合わせが進んだ後の認識のずれを防ぎやすくなります。木造住宅の設計の自由度や耐久性については木造住宅の魅力と設計のポイントをまとめた記事でも取り上げています。

自由設計で実現しやすい間取りの工夫

土地の形に合わせた間取り

規格住宅は長方形に近い敷地を想定して設計されていることが多く、旗竿地や高低差のある土地、変形地では間取りをそのまま当てはめにくい場合があります。完全自由設計であれば、土地の形状に合わせて建物の配置や窓の位置を個別に検討できるため、可児市内で見られる丘陵地の造成地や、間口が狭い土地でも希望する広さを確保しやすくなります。

吹き抜けや高天井による開放感

天井の高さや吹き抜けの位置は、規格住宅では変更しにくい部分ですが、自由設計であれば部屋ごとに天井の高さを変えたり、リビングの一部に吹き抜けを設けたりする計画がしやすくなります。窓の配置も間取りに合わせて個別に検討できるため、日当たりや風の通り道を意識した設計が可能です。

吹き抜けと高天井を生かした打ち合わせスペースの内観

部屋数や用途に応じた自由な間仕切り

書斎や趣味の部屋、ファミリークローゼットといった部屋を、家族構成や暮らし方に合わせて必要な広さで配置できる点も自由設計の特徴です。将来的に部屋を分けられるよう可動式の間仕切りを取り入れる、子どもの成長に応じて用途を変えられる部屋を用意するといった計画も、間取りを個別に決められるからこそ実現しやすくなります。

当社が手がけるナチュリエでは、全ての部屋の床材に無垢材を、LDKの壁に漆喰を標準仕様として採用しており、自由設計の間取りの中でも自然素材を生かした空間づくりに対応しています。

自由設計にかかる費用とスケジュールの目安

規格住宅と比べた費用の傾向

住宅金融支援機構が公表している2024年度のフラット35利用者調査によると、注文住宅(建物のみ)の所要資金の全国平均は3,936万円です。自由設計は間取りや仕様を一つずつ決める分、設計にかかる工数が増えやすく、同じ延床面積であっても規格住宅より費用が上がりやすい傾向があります。一方で、部屋数や仕様を絞り込むことで、自由設計でも費用を抑えた計画は可能です。

出典)2024年度 フラット35利用者調査(住宅金融支援機構)

打ち合わせの回数と着工までの期間

自由設計は間取りや仕様を一つずつ確認しながら決めていくため、規格住宅より打ち合わせの回数が増えやすい傾向があります。契約から着工までの打ち合わせの流れや目安の回数については注文住宅の打ち合わせの流れや回数を解説した記事で紹介しています。打ち合わせの回数が増える分、着工までの期間も規格住宅より長くなりやすいため、入居希望の時期がある場合は早めに相談を始めておくと計画を立てやすくなります。

資金計画は早い段階で整理しておく

自由設計では、打ち合わせの中で希望する設備や仕様が増えていき、当初の予算から総額が変わっていく場合があります。総予算の上限をあらかじめ決めておき、優先したい項目から予算を配分していく進め方が、当初の計画からの費用のずれを抑える一つの方法です。資金計画の立て方についてはマイホームの資金計画を進める際のポイントをまとめた記事も参考になります。

当社は1951年に材木問屋として創業してから70年以上、木材の仕入れルートを活かした家づくりに取り組んできました。坪単価はおよそ62.5万円から85.1万円程度を目安としており、月々4万円台からの資金計画のご相談にも対応しています。自由設計の中でも仕様の絞り込みによって費用を調整する相談に対応しています。

自由設計と構造計算の関係を知っておく

吹き抜けや大開口には構造の裏付けが欠かせない

吹き抜けや大きな窓、間仕切りの少ない広い空間は、自由設計だからこそ実現しやすい反面、壁の量や配置バランスが規格住宅よりも個別性の高い構造になりやすい部分です。希望する間取りが構造的に無理のない計画かどうかを確認するには、壁量計算だけでなく、柱や梁、接合部までを個別に計算する許容応力度計算を行っているかが一つの目安になります。

2025年の建築基準法改正で審査対象が広がった

2025年4月に施行された改正建築基準法では、これまで審査が簡略化されていた「4号特例」の対象が見直され、木造2階建て住宅でも構造に関する図書の提出や審査が必要になりました。自由設計で個別性の高い間取りを希望する場合は、この見直しにより、設計段階での構造確認がより重要になっています。

出典)「4号特例」見直し3つのポイント(国土交通省)

耐震等級の確認も会社選びの基準になる

耐震等級は、建築基準法の基準を等級1として、等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の強さを目安とする水準です。自由設計で個性のある間取りを希望する場合ほど、構造計算の方法と取得している耐震等級は、契約前に確認しておきたい項目です。

当社では全棟で許容応力度計算を行い、耐震等級3を標準として取得しています。構造・防水については長期水準となる最長60年の保証、住宅設備には10年保証、地盤には20年保証を設け、全棟で住宅瑕疵担保責任保険にも加入しています。自由設計による吹き抜けや大開口の希望についても、構造計算の結果を踏まえたうえで間取りの相談に対応しています。

可児市で自由設計の土地を選ぶ際の視点

変形地や高低差のある土地も候補になる

可児市は北部に平坦な地形が広がる一方、南部には丘陵地に造成された住宅団地が点在しており、同じ市内でも土地の形状や高低差に差があります。規格住宅では建てにくい変形地や高低差のある土地も、自由設計であれば個別の設計によって建物を配置できるため、候補地の幅が広がりやすくなります。土地探しの際に確認しておきたい項目は岐阜県での土地探しのチェックポイントを解説した記事で整理しています。

建ぺい率・容積率と設計の自由度

自由設計であっても、建ぺい率や容積率といった土地ごとに定められた上限を超える建物は建てられません。可児市内でもエリアによって用途地域や建ぺい率・容積率の数値が異なるため、希望する建物の規模を実現できる土地かどうかは、候補地ごとに確認しておく必要があります。

可児市の土地価格の目安

岐阜県が公表した令和8年地価公示によると、可児市の住宅地における平均価格は1平方メートルあたり31,600円で、前年からの変動率は0.3%の下落です。エリアによって価格帯には幅があるため、希望する土地の形状や広さに応じて、複数の候補地を比較しておくとよいでしょう。

出典)令和8年地価公示の結果(岐阜県)

当社は可児市を含む岐阜県内での家づくりを手がけており、変形地や高低差のある土地についても、これまでの設計実績を踏まえた相談に対応しています。

自由設計を任せる会社選びの基準

設計の自由度と対応実績を確認する

「完全自由設計」を掲げる会社であっても、実際にどこまで個別対応してきたかは会社によって差があります。変形地や高低差のある土地での施工実績、吹き抜けや大開口を含む間取りの事例を確認しておくと、自社の希望する設計にどこまで対応できるかの判断材料になります。

工務店とハウスメーカーで異なる対応の幅

全国規模のハウスメーカーは仕様が標準化されている場合が多く、地域密着型の工務店は個別の要望に応じた設計に強みを持つ場合があります。どちらが向いているかは、希望する自由度の高さや工期の長さによっても変わるため、両者の違いを踏まえて比較することが大切です。工務店とハウスメーカーの違いは工務店とハウスメーカーの違いとはで比較した記事で解説しています。

全国規模のハウスメーカー

仕様が標準化されていることが多く、品質が安定している反面、細かな個別対応や規格外の要望には制限がある場合があります。

地域密着型の工務店

個別の要望に応じた柔軟な設計に強みを持ち、変形地や特殊な間取りなど、完全自由設計の魅力を最大限に引き出しやすい傾向にあります。

引き渡し後の保証体制も確認しておく

自由設計による個性のある間取りは、引き渡し後のメンテナンスや保証の範囲が仕様によって変わることもあります。構造や防水に関する保証の期間、定期点検の頻度についても契約前に確認しておくと、引き渡し後の安心につながります。新築住宅の保証の種類については新築住宅の保証の種類をまとめた記事で整理しています。

モデルハウスで自由設計の空間を体感する

吹き抜けの開放感や天井の高さ、窓の配置による明るさといった自由設計の特徴は、カタログの写真だけでは伝わりにくい部分です。契約前にモデルハウスを見学し、実際の空間の広さや素材の質感を確かめておくと、打ち合わせで希望を伝える際のイメージも整理しやすくなります。モデルハウス見学の際に確認しておきたい点はモデルハウス見学で確認しておきたい点をまとめた記事で紹介しています。

吹き抜けとオープン階段を採用したエントランスの内観

当社では、可児市を含む岐阜県内で自由設計の相談に対応しており、モデルハウスでは吹き抜けや無垢材・漆喰を使った空間を実際に確認できます。

よくある質問

完全自由設計とセミオーダーの違いは何ですか

セミオーダーはあらかじめ用意された型を土台に一部を変更する進め方で、完全自由設計は間取りや外観、設備の仕様までを個別に決めていく進め方です。自由度が高い分、完全自由設計は打ち合わせの回数が増えやすい傾向があります。

自由設計は必ず費用が高くなりますか

設計にかかる工数が増える分、同じ延床面積であれば規格住宅より費用が上がりやすい傾向はありますが、部屋数や仕様を絞り込むことで自由設計でも費用を抑えた計画は可能です。標準仕様に含まれる範囲を確認しながら検討するとよいでしょう。

変形地でも自由設計は対応できますか

旗竿地や高低差のある土地、変形地は、建物の配置や窓の位置を個別に検討する自由設計との相性がよいです。土地の形状に応じた施工実績がある会社かどうかを確認しておくと、判断の材料になります。

打ち合わせにはどのくらいの期間がかかりますか

間取りや仕様を一つずつ決めていく分、規格住宅より打ち合わせの回数と期間が長くなりやすい傾向があります。希望する入居時期がある場合は、逆算して早めに相談を始めておくとよいでしょう。

吹き抜けや大きな窓を希望する場合の注意点はありますか

吹き抜けや大きな窓は壁の量が減りやすいため、構造計算による裏付けが特に重要になります。契約前に、依頼先が壁量計算だけでなく許容応力度計算を行っているかを確認しておくと安心です。

可児市内で自由設計に向いているエリアはありますか

エリアによって用途地域や建ぺい率・容積率が異なるため、一律に向いているエリアを示すことは難しい部分です。希望する建物の規模や土地の形状に応じて、候補地ごとに条件を確認しながら比較する進め方が向いています。

自由設計は早めの相談で希望を整理しやすくなる

完全自由設計は、規格住宅やセミオーダーと比べて間取りや仕様の自由度が高い分、打ち合わせの回数や費用の幅も広がりやすい進め方です。会社ごとに対応できる自由度の範囲や構造計算の方法には差があるため、施工実績や耐震等級の取得状況を確認しながら比較することが、納得のいく住まいづくりにつながります。

当社では、可児市を含む岐阜県内で自由設計の相談から資金計画、設計、施工、引き渡し後の点検まで一つの窓口で対応しています。変形地や吹き抜けを含む個性のある間取りについても、構造計算の結果を踏まえたうえでご相談いただけます。

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