コラム

2026.08.05 お役立ち情報

無垢材とは?メリット・デメリットと後悔しない選び方を解説


無垢材とは?メリット・デメリットと後悔しない選び方を解説

 

岐阜で注文住宅を検討する中で「無垢材」という言葉を目にし、集成材との違いや後悔しない選び方が分からず立ち止まっている方は少なくありません。無垢材は丸太から切り出した1枚の板で、調湿や断熱といった木そのものの性質をそのまま活かせる建材です。一方で反りや割れ、費用の高さといった注意点もあります。この記事では無垢材の基礎知識からメリット・デメリット、樹種の使い分け、フローリング選びの確認点、部屋ごとの使い分け、岐阜で依頼先を選ぶときに見ておきたい視点まで整理します。

無垢材の床を使った明るいLDKのリビング空間

本記事は公的機関・業界団体が公表している資料をもとに一般的な情報をまとめたものです。無垢材の性能や費用は樹種・施工方法・建築予定地の条件によって変わるため、実際の計画にあたっては工務店や専門家への確認をおすすめします。記事内で紹介する補助金や法令の内容は公開時点の情報であり、申請状況や制度の内容は変わる場合があります。

目次

無垢材とは何か?集成材との違いを整理する

無垢材とは、丸太から直接切り出した1枚の板をそのまま使う木材のことです。木目や色合いが1本ごとに異なり、接着剤を使わずに仕上げられる点が特徴で、同じ樹種でも育った場所や年数によって節の入り方や色味に個体差が出ます。

これに対して集成材は、薄い板(ひき板)を重ねて接着剤で貼り合わせた木材です。節や割れといった欠点を取り除いた板を組み合わせて作るため強度や品質を均一にそろえやすく、住宅の柱や梁といった構造材として広く使われています。もう一つ、芯材の表面に薄い天然木を貼り付けた「突板(つきいた)」もあり、見た目は無垢材に近くても断面構造は異なります。

無垢材

丸太から切り出した1枚板。接着剤不使用。木目や色に個体差があり、年月とともに風合いが変わっていく。

集成材

薄板を接着剤で積層した建材。品質のばらつきが少なく、大きな断面や長い部材を作りやすい。

突板

芯材の表面に薄い天然木を貼った化粧材。見た目は木質だが断面構造は無垢材と異なる。

3つの建材を分ける一番の要素は接着剤の有無と量です。集成材や突板の製造工程で使う接着剤は、種類や量によってホルムアルデヒドなどの成分を発散する場合があります。国内では2003年7月に施行された改正建築基準法により、シックハウス対策として建材からの成分発散への規制が設けられています。規制の内容は、クロルピリホス添加建材の使用禁止、ホルムアルデヒド発散建材の使用面積制限、機械換気設備の設置義務化の3つです。等級表示で「F☆☆☆☆」とされる建材は、この規制の対象外として扱われています。

接着剤をほとんど使わない無垢材は、こうした成分発散の心配が少ない建材として紹介されることが多くあります。ただし塗装や下地の接着剤など無垢材以外の部分に化学系の材料が使われる場合もあるため、住まい全体でどの建材にどのような成分が含まれるかを工務店に確認しておくと安心です。木造住宅そのものの設計や耐久性、工法の種類については、木造住宅の魅力と設計のポイントでも詳しく取り上げています。

出典)建築基準法に基づくシックハウス対策について

無垢材を選ぶ理由になる4つの魅力とメリット

無垢材には集成材や突板にはない持ち味があります。ここでは代表的な4つの点を見ていきます。

梅雨や夏場の室内湿度変化を抑える調湿性能

木材には、空気中の湿度が高いときに水分を吸い込み、湿度が低いときに放出する働きがあります。この吸放湿の働きにより、室内に無垢材を多く使うと湿度の変動がゆるやかになり、結露やカビの発生を抑えやすくなると報告されています。

岐阜は盆地特有の地形もあり、夏は湿度が高く蒸し暑い日が続き、冬は空気が乾燥して底冷えしやすい地域です。気象庁が公表する平年値(1991年から2020年の統計)によると、岐阜地点の年平均気温はおよそ16.2度、年間降水量はおよそ1860.7ミリです。季節ごとの湿度差が大きい土地だからこそ、床や壁に無垢材を使うことは室内環境をゆるやかに整える一つの助けになると考えられます。

出典)岐阜(岐阜県)平年値(気象庁)

コンクリートより熱を伝えにくい高い断熱性

木材は無数の細胞組織でできており、細胞内に動きの少ない空気を含むため熱を伝えにくいという性質を持ちます。北海道立総合研究機構林産試験所が公表した資料によると、ヒノキやスギなど針葉樹の熱伝導率は0.12W/(m・K)で、コンクリートの1.6W/(m・K)と比べるとおよそ13分の1です。

木材(ヒノキ・スギ等) 熱伝導率 0.12W/(m・K)

コンクリート 熱伝導率 1.6W/(m・K)

せっこうボード 熱伝導率 0.22W/(m・K)

床や壁に無垢材を使うと、冬場に素足で歩いたときにひんやりしにくくなります。ただしこの数値だけで断熱性能が決まるわけではなく、断熱材や窓の仕様とあわせて検討する必要があります。断熱等級とZEH水準の関係については断熱等級5とはZEH水準を満たす省エネ基準で解説しています。

出典)木材の断熱性能(林産試だより2013年2月号)

時間の経過とともに色合いや風合いが増す経年変化と資産価値

無垢材は使い込むほど色合いが深まり、傷も含めて味わいに変わっていく性質を持ちます。接着剤の使用を抑えた建材を選ぶ住まいづくりは、健康面や中古市場での評価という視点からも注目されています。表面の張り替えを前提とした建材と違い、無垢材は削り直し(サンディング)によって表面をよみがえらせられる場合があり、長く使い続けやすい建材と紹介されることも少なくありません。自然素材の家づくり全体の考え方については自然素材の家が実現する健康と資産価値の両立でまとめています。

木材本来の香りと肌触りがもたらすリラックス効果

樹木や森林の香りには、心身をリラックスさせる高い効果があることが科学的に実証されています。環境省のまとめによると、森林の香り(木の匂い)を嗅ぐことで、リラックス時に優位になる「副交感神経活動」が46.8%上昇することが確認されています。さらに、森林環境で過ごすことで免疫細胞である「NK細胞」が活性化(1日で27%上昇)するほか、ストレス軽減や気分の改善など、多様な健康効果が報告されています。

出典)国立公園に行ってみよう!(環境省)

調湿や香りといった無垢材の持ち味を活かすには、壁や天井の仕上げ材との組み合わせも関わってきます。当社では全ての部屋の床材に無垢材を標準で採用し、LDKの壁には漆喰壁のメリット・デメリットで紹介している漆喰を、そのほかの居室には健康面に配慮したクロスを使い分けています。ホルムアルデヒドを吸収・分解する内装ボードもあわせて採用し、完成後は見えなくなる構造材にも本物の木を使う家づくりを進めています。

無垢材のデメリットと後悔しないための注意点

無垢材には契約前に把握しておきたい注意点もあります。

  • 湿度の変化によって反りや割れが起こる場合がある
  • 集成材と比べて材料費・施工費が高くなりやすい
  • 表面に傷や汚れがつきやすく、色や質感にばらつきが出やすい
  • 床暖房など一部の設備と組み合わせにくい樹種がある

反りや割れは、木材に含まれる水分量(含水率)の変化によって起こります。日本農林規格(JAS)では構造用の乾燥製材について含水率15%または20%以下という基準が定められており、あらかじめしっかり乾燥させた材を使うことで反りや割れを抑えやすくなります。

費用面では、無垢材は仕入れルートや流通量によって価格差が出やすい建材です。産地から直接仕入れる、使う部位を絞る(床だけ無垢材にして建具は集成材にするなど)といった工夫で費用を抑える方法もあります。床暖房を希望する場合は、木材の伸縮によって割れが起こりにくいよう加工された床暖房対応の無垢フローリングも販売されているため、設備計画の段階で相談しておくと安心です。

出典)JAS製材品の含水率基準について(全国木材組合連合会)

当社は1951年に材木問屋として創業し、70年以上にわたって木材と向き合ってきました。この歩みの中でつながってきた独自の仕入れルートを活かし、無垢材を一括で仕入れることで使用にかかる費用を抑える取り組みを続けています。

床は針葉樹、家具は広葉樹という使い分け方

無垢材は大きく針葉樹と広葉樹に分けられます。杉やヒノキ、パインなどの針葉樹はやわらかく温かみのある肌触りが特徴で、素足で歩く床材として選ばれることが多い樹種です。一方、オークやウォールナット、メープルなどの広葉樹は木質が硬く傷がつきにくいため、テーブルなどの家具やキッチンまわりの床材、人の出入りが多い場所に向いています。

表し梁と無垢材の床を使ったリビングの内観

針葉樹(杉・ヒノキ・パイン等)

やわらかく温かみのある肌触り。香りが強く、寝室や子供部屋の床、天井材に使われやすい。

広葉樹(オーク・ウォールナット・メープル等)

硬く耐久性が高い。家具やキッチン、玄関など人の出入りが多い場所の床材に向く。

部屋の用途や過ごし方に合わせて使い分けるという考え方が一般的で、1つの家の中で部屋ごとに樹種を変える建て方も珍しくありません。杉は特にやわらかく断熱面の体感が良いとされ天井材にも使われ、ヒノキは香りの強さと独特の光沢が特徴です。オークは木目のはっきりした表情で玄関ホールに、ウォールナットは濃い色合いで落ち着いた雰囲気に、メープルは明るい色味で白系の内装との組み合わせに選ばれることが多くあります。

無垢材は国産材と輸入材のどちらを選ぶか

無垢材は産地によって国産材と輸入材に分けられます。杉やヒノキは国産材の代表格で、オークやウォールナット、メープルといった広葉樹の多くは北米や北欧などから輸入されています。

国産材は産地が近い分、乾燥や加工の工程を把握しやすく、育った土地と使う場所の気候が近いという利点があります。岐阜県は県産材の利用を後押しし、家づくりへの補助金も用意しています(依頼先選びの章で紹介します)。輸入材は国産材にない色味や硬さを持つ樹種も多く、組み合わせて使う住まいも見られます。

無垢材の防音性についての考え方

無垢材は音を吸収する性質を持つ一方、木材だけで音の伝わりをすべて抑えられるわけではありません。上下階をまたぐ生活音は床の下地構造や遮音材の有無によって伝わり方が変わるため、寝室や書斎など音を気にする部屋では、設計段階で防音仕様についても相談しておくと安心です。

無垢フローリングで確認したい3つの視点

床材として無垢材を検討する場合、名称が似ているために迷いやすい種類がいくつかあります。契約前に次の3つの視点で確認しておくと、仕上がりの認識違いを防ぎやすくなります。

単層フローリングか複合フローリングか

無垢材だけで作られた床材は「単層フローリング」、合板の表面に薄い天然木を貼った床材は「複合フローリング」と呼ばれ、見た目は無垢材に近くても構造は突板に近い作りです。「無垢調」「木目調」といった表記は複合フローリングを指すことがあるため、断面構造を確認しておくと安心です。

表面の仕上げがオイルか塗装か

無垢フローリングの表面仕上げには、木の質感を残すオイル仕上げと、表面に膜を作るウレタン塗装などの塗装仕上げがあります。オイル仕上げは肌触りが良い一方、数年ごとの塗り直しが必要です。塗装仕上げは水や汚れに強く日常の手入れが少なくて済みますが、調湿性能がやや発揮されにくくなる面もあります。

板の厚みと張り方の種類

無垢フローリングの厚みは商品によって幅があり、厚みがあるほど踏んだときの安定感が変わります。板を1枚ずつ張る「単板張り」と複数の板をつなぎ合わせる「ユニタイプ」など張り方もあるため、サンプルで確認しておくと仕上がりのイメージ違いを防ぎやすくなります。

内装の壁材とあわせて考える無垢材の使い方

無垢材の持ち味は、床だけでなく壁や天井の仕上げと組み合わせることでより感じられやすくなります。住宅の壁の仕上げには、量産しやすいビニールクロスと、職人が手作業で仕上げる塗り壁(漆喰や珪藻土など)があります。

ビニールクロスは費用を抑えやすく、汚れた際の張り替えもしやすい仕上げです。漆喰などの塗り壁は調湿や消臭といった無垢材と近い性質を持ちますが、施工に手作業の工程が必要で費用や工期に影響します。LDKなど過ごす時間の長い部屋だけに絞って取り入れる住まいも多くあります。

無垢材の等級表示と価格の関係

無垢材の見積書には「無地」「上小節」「小節」といった等級を示す言葉が並ぶことがあります。これは節(木の枝が生えていた跡)の量による見た目の区分で、節がほとんど見られない「無地」は価格が上がりやすく、節が多く見える「小節」は価格を抑えやすい傾向があります。強度そのものに大きな優劣があるわけではなく、見た目の好みと予算のバランスで選ばれることが多い項目です。

同じ樹種でも等級によって印象や価格が変わるため、見積もりを比較する際は樹種名だけでなく等級の表記もあわせて確認しておくと、金額の違いの理由が把握しやすくなります。

木造住宅と火災への備えについて

無垢材を使った木造住宅に対して、火に弱いのではないかという声を耳にすることがあります。実際には木材は表面が燃えて炭化すると、その炭化層が内部への延焼をゆるやかにする性質を持っており、柱や梁に一定以上の太さを持たせる「燃えしろ設計」という考え方も設計の現場で使われています。

住宅の防火性能は建材だけでなく、外壁や軒裏の仕様、隣家との距離、地域ごとの防火規制によっても左右されます。建築を予定している土地が準防火地域や防火地域といった規制区分にあたるかも、あわせて確認しておきたい項目です。

無垢材のお手入れ頻度の目安

無垢材は集成材やビニール系の床材と比べて、日常から数年単位まで段階ごとのお手入れを意識しておくと状態を保ちやすい建材です。

日常 乾拭きや掃除機がけ、水分をこぼした際の早めの拭き取り

半年から1年ごと 専用ワックスやオイルによる保護、傷や汚れの確認

数年ごと 表面の色あせが気になる場合のオイル塗り直しや部分的な研磨

岐阜のように梅雨時の湿度が高い地域では、除湿や換気を意識することで木材の含水率の変化をゆるやかにしやすくなります。冬場は空気の乾燥で木がわずかに縮む動きが出やすいため、加湿器などで湿度バランスを保つ工夫も、状態を長く保つうえで役立ちます。

部屋ごとに考える無垢材の使い分け方

無垢材は家全体に使う以外に、部屋ごとの過ごし方に合わせて範囲や樹種を決める方法もあります。

LDKは家族が長く過ごす場所として考える

リビング・ダイニング・キッチンは家族が最も長い時間を過ごす場所です。素足で歩く時間が長いため肌触りの良い針葉樹を選ぶ家庭が多い一方、キッチンまわりは水や油はねの心配があるため、傷や汚れに強い塗装仕上げや広葉樹を部分的に組み合わせる考え方もあります。

寝室・子供部屋は素材の肌触りを優先しやすい

寝室や子供部屋は、はだしで過ごす時間や寝転がる時間が長い部屋です。やわらかく温かみのある針葉樹の床材は、こうした過ごし方との相性が話題になりやすい組み合わせで、子供部屋では傷も味わいとして受け止めやすい樹種を選ぶ家庭も見られます。

玄関・水まわりは耐久性を優先しやすい

玄関ホールや洗面まわりは、靴や水に触れる機会が多く、傷や水分への強さが必要な場所です。硬さのある広葉樹や、水分に強い塗装仕上げの無垢材を選ぶことで、日常の手入れの負担を抑えやすくなります。浴室内部は湿気がこもりやすいため、脱衣所や洗面台まわりに範囲を絞って取り入れる住まいが多く見られます。

書斎やワークスペースは静けさとの相性を考える

書斎やワークスペースでは、足音や椅子を引く音が響きにくいかどうかも意識しておきたい点です。硬さのある樹種ほど音が響きやすい面もあるため、ラグや下地の防音材と組み合わせることで、集中しやすい環境をつくりやすくなります。

無垢材の家づくりを進める大まかな流れ

無垢材を使いたいと考え始めてから実際に暮らし始めるまでの、おおまかな流れを整理します。

1.情報収集・相談 希望する暮らし方や予算の幅を整理する段階

2.土地・敷地の確認 方角や周辺環境、地盤の状態を確認する段階

3.間取りと樹種の打ち合わせ 部屋ごとの樹種や仕上げを決める段階

4.契約・詳細な仕様決定 構造計算や設備仕様を確定する段階

5.着工・上棟 構造材や床材の無垢材が現場に運ばれ組み上がる段階

6.引き渡し・入居 お手入れ方法の説明を受けて暮らしを始める段階

樹種や仕上げの相談は間取りづくりと並行して進む場合が多く、この段階でショールームやモデルハウスを見学し実物の色味や香りを確認しておくと、住み始めてからのイメージ違いを防ぎやすくなります。

岐阜で無垢材の家を任せる工務店選びの視点

無垢材を活かした家づくりは、設計と施工の技術によって仕上がりが左右されます。ここでは依頼先を選ぶ際に見ておきたい視点を整理します。

耐震性を支える構造計算と2025年の法改正

木造住宅の強さを示す指標の一つに耐震等級があります。耐震等級3は建築基準法の基準(等級1)に対しておよそ1.5倍の耐震性を目安とする水準で、柱や梁の強さ、接合部までを個別に計算する許容応力度計算によって確かめる方法が用いられています。無垢材は集成材と比べて強度にばらつきが出やすい面があるとされており、構造材に使う場合は樹種や等級区分に応じた強度の見極めが設計時に必要です。

2025年4月に施行された改正建築基準法では、これまで審査が簡略化されていた「4号特例」の対象が見直され、木造2階建て住宅でも構造に関する図書の提出や審査が必要になりました。自然素材を使いながら構造の安全性をどう確かめているか、依頼先に具体的な計算方法をたずねてみるとよいでしょう。

出典)「4号特例」見直し3つのポイント(国土交通省)

引き渡し後のアフター体制も確認しておく

無垢材は経年による動きがある建材のため、引き渡し後にどこまで会社側が対応してくれるかもあわせて確認しておきたい項目です。新築住宅は法律上、構造の主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について、最低10年間は会社側が責任を持って直す仕組みが義務付けられています。無垢材特有の反りや割れへの対応が延長の範囲に含まれるかどうかも確認しておくとよい項目です。引き渡し後の対応の内容については新築住宅のアフター対応の内容で詳しく説明しています。

施工実績や大工の技術を確認する視点

無垢材は含水率の管理や板の継ぎ方によって仕上がりが変わりやすい建材のため、扱い慣れた大工がいるかどうかが完成度に関わってきます。過去の施工事例で無垢材を使った住宅がどれくらいあるか、実際に建てた住まいを見学できる機会があるかを確認しておくと安心です。

工務店とハウスメーカー、どちらに向くか

無垢材を使った家づくりは、地域密着型の工務店と全国規模のハウスメーカーのどちらでも依頼先として選べます。対応エリアや設計の自由度、工期の長さなど持ち味が異なるため、過去の施工実績や見学できるモデルハウスの有無を確認しておくとよいでしょう。両者の違いは工務店とハウスメーカーの違いとはで比較しています。

また、岐阜県では県産材を使った新築やリノベーションを対象に補助金を用意しています。県内新築で15万円から最大32万円、県内でのリノベーション・改修で4万円から最大16万円といった金額が示されており、無垢材を含む県産材の使用量に応じて交付されます。国の補助金との併用時は交付額が調整されるため、計画段階で最新の情報を確認しておくと安心です。

出典)ぎふの木で家づくり支援事業(岐阜県)

当社では全棟で許容応力度計算を行い、耐震等級3を標準で取得する体制を整えています。材木問屋としての歩みの中で培った目利きにより、見えない構造材にも本物の木を使う家づくりを続けています。引き渡し後は、構造・防水について長期水準となる最長60年の保証を設けているほか、給湯器やシステムキッチンなど住宅設備は10年間の保証、地盤についても20年の保証を用意し、全棟で住宅瑕疵担保責任保険にも加入しています。自然素材と構造の強さを両立させた家づくりに関心がある方は、資料や実際の住まいを見比べてみてください。

ショールームやモデルハウスで確認しておきたいこと

無垢材はカタログの写真だけでは、色味や香り、肌触りまで伝わりにくい建材です。契約前にショールームやモデルハウスを訪れて、実物を確かめておくと住み始めてからの印象の違いを防ぎやすくなります。

無垢材の家づくりを相談できる岐阜県庁前ショールームの外観

  • 照明の色や日中と夜間で木の色味がどう見えるか比較する
  • 靴下や素足で歩いて、実際の肌触りや温度差を確かめる
  • 展示されているサンプルで、経年変化後の色味の見本があるか確認する
  • 樹種ごとの香りの強さを、実際にその場で感じてみる

モデルハウスは建築から年数が経過している場合が多く、無垢材の経年変化を確認できる貴重な機会でもあります。気になる部屋の用途を伝えて、樹種選びを相談してみるとよいでしょう。

よくある質問

無垢材は岐阜の高温多湿な気候に合うか

岐阜は夏の湿度が高く、冬は空気が乾燥しやすい地域です。無垢材の調湿性能は、こうした季節ごとの湿度差がある地域で室内環境を整える一つの助けになると考えられます。断熱性能や換気計画とあわせて考えることが大切です。

無垢材はどのくらいの費用がかかるか

使う樹種や範囲(床のみか、壁や天井まで広げるか)、等級(節の量)によって費用の幅は大きく変わります。集成材よりも高くなる傾向はありますが、産地からの仕入れ方法や使う部位を絞ることで費用を抑える工夫もできるため、複数の会社から見積もりを取り、樹種名と等級をあわせて比較することをおすすめします。

無垢材のお手入れは難しいか

無垢材は日常のお手入れとして、乾拭きや専用のワックス・オイルによる保護が中心です。水分をこぼしたときはすぐに拭き取るなど気配りは必要ですが、日々の掃除は掃除機や乾いたモップで十分な場合が多く、過度に神経質になる必要はありません。

無垢材とペットや小さな子供は相性が良いか

木のやわらかさから、素足や肌が触れたときにひんやりしにくい点は、小さな子供がいる家庭でもよく挙がる声です。転んだときにかかる力がビニール系の床材と比べてやわらかく感じられるという声もあります。一方で爪による傷はつきやすいため、ペットを飼う場合は硬さのある広葉樹を選ぶ、保護コーティングを施すなど、樹種選びの段階から相談しておくと安心です。

無垢材の柱と集成材の柱で強度は違うか

集成材は品質を均一にそろえやすい建材のため、構造計算のうえで扱いやすいという特徴があります。無垢材を構造材に使う場合は、木材ごとの節や含水率のばらつきを踏まえた強度の見極めが必要になるため、樹種や等級区分に応じた設計を行っている依頼先かどうかを確認しておくと安心です。

国産材と輸入材で価格差はあるか

一般的には輸送や加工の工程数によって価格が変わりやすく、輸入材は為替や海外の需給の影響を受けることがあります。国産材は産地からの距離が近い分、流通の工程を把握しやすいという特徴がありますが、樹種や希少性によっても価格は変わるため、樹種ごとの見積もりを比較して確認することをおすすめします。

無垢材の家は将来売却しやすいか

無垢材や自然素材を使った住まいは、中古市場での評価という視点から注目されることがありますが、売却のしやすさは立地や築年数、メンテナンスの状態など他の要素にも左右されます。定期的な手入れを続けることが状態を保つうえで役立つと考えられます。

リフォームで一部屋だけ無垢材にできるか

新築だけでなく、リビングや寝室など一部屋から無垢材を取り入れるリフォームも選べます。既存の床の高さや下地の状態によって施工方法が変わるため、現地を見てもらったうえで方法や費用感を確認するとよいでしょう。

QUOカードプレゼントキャンペーン実施中!

現在ヤマカ木材では、WEBでご予約いただいて来場されたお客様にQUOカードをプレゼントしています。

来場予約キャンペーン

Floow me!
CATEGORY
PICK UP!
LIST
pageTop