『 木材ルネサンス 』
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2026.09.09
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こんにちは! 設計・プランナーの森谷です。
先日、NHK「クローズアップ現代」で『 木材ルネサンス 』と言うテーマで、木材が住宅や家具だけでなく、高層ビル、自動車、さらには人工衛星にまで活用され始めていることが紹介されていました。
背景にあるのは、CLT(直交集成板)やセルロースナノファイバー(CNF)など、木材を高度に加工する技術の進歩です。
これまで「燃える」「弱い」というイメージがあった木材も、構造技術や耐火技術の進歩によって、大規模建築を支える材料へと進化しています。
住宅においても、国産材を適切に利用することは、単に「木の家をつくる」という意味にとどまりません。
森林で育った木を建築物として長期間利用することで、炭素を建物の中に固定し、地域の森林資源を循環させることにもつながります。
しかし、日本は森林資源が豊富である一方、林業は厳しい状況にあります。
大切なのは、木を使うことだけではなく、「植える・育てる・伐る・使う」という循環を持続可能なものにすること、そして、木材の価値を高め、その利益が森林や林業に還元される仕組みをつくることです。
これからの住宅設計では、断熱・耐震・省エネといった住宅性能だけでなく、「どんな木を、どのように使い、いかに次の森林資源につなげていくのか」という視点も、ますます重要になっていくのではないでしょうか。
『 木材ルネサンス 』は、木造住宅の可能性を広げるだけでなく、私たちがこれからの住まいと森林の関係を考えるきっかけになるテーマだと感じました。