2021.08.03 お役立ち情報
知って得する!一宮市のエリア別土地価格・地価相場情報

「利便性と育児環境の良い街に住みたい」という願いは、土地探しをしている子育て世代の方なら誰もが思うところでしょう。今回紹介する一宮市も、そんな土地を見つけやすい都市の一つです。
そんな一宮市で土地を購入すると、どれくらいの価格になるのでしょうか。一宮市の土地価格や地価について紹介します。
一宮市の地域情報
愛知県の北西に位置する一宮市は、約37万人が暮らす都市です。かつては織物の産地として栄え、全国でも有数の繊維産業がさかんな街として発展しましたが、現在では一部を残してほとんどなくなってしまいました。
ただ、名鉄やJR東海道本線など鉄道網が充実していること、都市高速や名神高速のインターがあることなど交通の便がとても良く、現在では名古屋市のベッドタウンとして都市開発が進んでいる街でもあります。
一宮市は、育児支援制度が充実していることも特徴の一つです。一宮市には「子ども家庭部」という部署があり、放課後児童クラブの新設などによる待機児童対策や、子育てに関する悩みを相談できる子育て支援センターの設置など、子育てのしやすい環境づくりにも注力しています。ちなみに、2021年現在の一宮市の待機児童数は0人です。
子育て支援センターのほかにも、子どもから高齢者まで幅広い年代が利用できる児童館や、授乳やおむつ換えができるスペース「赤ちゃんの駅」など、子育て世代をサポートする施設も市内各所に設置されています。
一宮市の土地平均購入価格
気になる一宮市の不動産価格について、実際に取引された情報をもとに見ていきましょう。
一宮市で2020年に取引された土地の価格相場は、20.1万円/坪(6.1万円/m2)。50~60坪くらいの標準的な土地だと、約1,000~1,200万円くらいが相場といえます。これは、名古屋市全域の相場(58.5万円/坪)の半値以下ですから、一宮市なら土地代を大きく圧縮できそうです。
ただし、取引価格はエリアによっても異なります。たとえば、名鉄本線の「今伊勢駅」や「妙興寺駅」から徒歩圏にある土地だと坪単価は30万円前後、取引価格が1,500万円を超える土地も多く売買されています。「名鉄一宮駅」の近くでは、2,000万円を超える土地も散見されます。名古屋駅まで20分ほどという利便性も、土地の価格に反映されているのでしょう。なお、名鉄尾西線もJR沿線と同様の価格の土地が散見されるようです。
価格を抑えたい方におすすめなのが、JR東海道本線「木曽川駅」の周辺。中心地から離れていることもあって坪単価は10~20万円くらいの比較的にリーズナブルな土地も見られます。
車での通勤やお出かけが多い方であれば、郊外の土地を狙うのも一手でしょう。場所によっては坪単価が10万円未満、取引価格は500万円前後という土地もありますから、条件に見合うところがあればお得に入手できるかもしれません。
参考:国土交通省「不動産取引価格情報(2020年)」をもとに算出
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
一宮市の土地評価額の動向
不動産取引価格を決める要素には、土地の形状や所有者の意向などもありますが、国土交通省が毎年公表する「公示地価」も参考にされます。
2021年に公表された一宮市の公示地価ですが、市全域の平均は坪単価30万1,496円(9万1,202円/m2)となっています。
一宮市の地価動向を見ると、2013年以降は上昇傾向にありましたが、2021年は下落に転向しています。中心地に近いエリアなど地域によっては上昇傾向が続いていますが、2020年ごろから駅近物件の不動産取引が少なくなっており、それも地価下落に影響を与えているのかもしれません。逆にいえば、地価が下がると土地を購入しやすくなりますから、一宮市で土地を買うなら今がチャンスともいえるでしょう。
参考:国土交通省公表「2021年公示地価」、愛知県庁による基準地価を使用
https://tochidai.info/aichi/ichinomiya/
一宮市の地価ランキング
より細かな地域名から、一宮市の住宅地の地価を見ていきましょう。一宮市の地価TOP10は、以下の通りです。
エリア | 坪単価 | ㎡単価 | 最寄駅 |
---|---|---|---|
栄1丁目 | 90万5,785円 | 27万4,000円 | 尾張一宮駅 |
神山1丁目 | 53万5,537円 | 16万2,000円 | 尾張一宮駅 |
神山2丁目 | 47万9,338円 | 14万5,000円 | 尾張一宮駅 |
住吉1丁目 | 39万6,694円 | 12万円 | 尾張一宮駅 |
末広2丁目 | 38万3,471円 | 11万6,000円 | 尾張一宮駅 |
花池3丁目 | 37万3,553円 | 11万3,000円 | 妙興寺駅 |
緑2丁目 | 34万7,107円 | 10万5,000円 | 尾張一宮駅 |
森本2丁目 | 32万1,322円 | 9万7,200円 | 妙興寺駅 |
富士1丁目 | 31万4,049円 | 9万5,000円 | 尾張一宮駅 |
貴船2丁目 | 31万2,396円 | 9万4,500円 | 尾張一宮駅 |
※国土交通省公表「2021年公示地価」、愛知県庁による基準地価を使用
https://tochidai.info/aichi/ichinomiya/
上位を占めるのは、名鉄「尾張一宮駅」周辺の土地。1位の栄1丁目は、尾張一宮駅から徒歩5分の地点で商業地に隣接するため際立って高くなっていますが、そのほかの土地も徒歩20分圏内にあり、一宮市の住宅街の中では比較的に高い傾向があります。
なお、地価の上昇が続いている地点も、上記のような尾張一宮駅周辺の土地です。価格が高くてなかなか手の出しにくいところですが、将来の資産価値を考えるとこうした土地を選ぶのも一手ではないでしょうか。
まとめ
名古屋にも近く交通機関が発展している一宮市は、通勤通学のしやすい利便性の高い都市です。その割には比較的にリーズナブルな土地が多いですし、子育てのしやすい環境が整備されているという点でも、育児世代にはピッタリの街といえるかもしれません。
名古屋近郊で土地を探している方は、一宮市も候補の一つに挙げてみてはいかがでしょうか。
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