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2026.09.24 お役立ち情報

四日市市で注文住宅を建てる費用相場!坪単価の目安と予算内に抑える方法


四日市市で注文住宅を建てる費用相場!坪単価の目安と予算内に抑える方法

四日市市で土地を買って注文住宅を建てる場合、三重県で住宅ローンのフラット35を利用した方の実績では、建物と土地を合わせた総額は平均約4,522万円でした。全国平均の約5,007万円と比べると約485万円低い金額です。ただし、四日市市の住宅地の価格は三重県の平均を上回っており、市内のどこで土地を探すかによって、同じ広さでも土地代に1,000万円以上の差が出ることもあります。

県の平均値だけで予算を組むと、四日市市の実際の土地価格とのずれに後から気づくおそれがあります。そこで今回は、住宅金融支援機構の利用者調査と国土交通省の地価公示、三重県の地価調査、四日市市の税率という4つの公的データを組み合わせて、四日市市で家を建てるときの費用の目安を数字で整理します。

この記事でわかること

✓三重県の土地付注文住宅と建て替えの総額・内訳

✓四日市市の住宅地の平均価格と市内での価格差

✓4年連続で上昇する四日市市の地価の動き

✓三重県の利用者の年収・頭金・毎月の返済額

✓四日市市の固定資産税・都市計画税の税率

※本記事の金額は、公的機関が公表した統計と2026年9月時点で確認できる公開情報をもとにした目安であり、個別の建築費用や土地価格、特定の結果を示すものではありません。統計の平均値は調査対象者の条件によって変わります。実際の資金計画は、金融機関や依頼先の会社に個別にご確認ください。

三重県の土地付注文住宅は総額約4,522万円、全国平均より約485万円低い水準

住宅金融支援機構の2024年度フラット35利用者調査では、土地を買って注文住宅を建てた方の費用が都道府県別に公表されています。三重県の利用者75件の平均は、建設費が3,548.3万円、土地取得費が973.5万円で、合計すると約4,522万円です。

項目
三重県
全国
建設費
3,548.3万円
3,512.0万円
土地取得費
973.5万円
1,495.1万円
合計
約4,522万円
約5,007万円
住宅面積
109.8㎡
111.1㎡
敷地面積
279.9㎡
251.2㎡

※合計は建設費と土地取得費を足した値です。

表を見ると、建設費は三重県と全国でほぼ同じ水準です。全国との差のほとんどは土地取得費から生まれており、三重県は全国より約520万円安い土地代で、全国平均より約29㎡広い敷地を手に入れています。三重県の総額が低い理由は、建物ではなく土地の価格の違いによるものです。

住宅面積109.8㎡は、坪に直すとおよそ33坪です。建設費3,548.3万円は約33坪の家を建てたときの平均と考えると、自分たちの計画と比べやすくなります。

なお、三重県の土地付注文住宅は75件の平均です。件数が多い全国平均と比べると、少数の高額な事例や低額な事例の影響を受けやすい点にも注意が必要です。土地の購入から入居までにかかる登記費用や仲介手数料などは、三重で土地探しから建てる際の諸費用の内訳で項目ごとに整理しています。

出典)住宅金融支援機構『2024年度フラット35利用者調査 集計表(土地付注文住宅)』

建て替えなど土地取得のない注文住宅は建設費約4,369万円の広めの家

四日市市では、実家の敷地や親から譲り受けた土地に建てる方もいます。同じ調査で、土地を買わずに注文住宅を建てた三重県の利用者47件を見ると、建設費の平均は4,369.1万円でした。土地付注文住宅の建設費より約821万円高い金額です。

三重県の平均
土地を買わない注文住宅
土地付注文住宅
建設費
4,369.1万円
3,548.3万円
住宅面積
129.6㎡
109.8㎡
利用者の平均年齢
46.7歳
41.0歳
手持金
723.9万円
368.8万円

※手持金は、借入以外に自己資金として用意した金額の平均です。

土地代がかからない分、建物に予算を回して、約20㎡広い家を建てている様子がうかがえます。利用者の年齢も5歳ほど高く、頭金にあたる手持金も約2倍です。建て替えの場合は、解体費や古い家の片付け、仮住まいの家賃など、新しく土地を買う場合にはない費用もかかります。

土地の心配がないからと広さや設備を足していくと、建物だけで4,000万円を超えることも珍しくありません。建物だけの計画でも、総額の上限を先に決めてから間取りを考える順番がおすすめです。依頼先を決めてから入居するまでの段取りは、三重県で注文住宅を建てる流れと期間の目安でも確認できます。

出典)住宅金融支援機構『2024年度フラット35利用者調査 集計表(注文住宅)』

四日市市の住宅地は1㎡あたり平均約4万9,100円、県平均の約1.26倍

三重県全体の平均は、四日市市より地価の低い地域も含んだ数字です。四日市市で土地を買う場合の費用を知るには、市内の地価を個別に見る必要があります。

地価公示60地点の平均で見た四日市市の住宅地価格

国土交通省が毎年1月1日時点の価格を公表する地価公示では、令和8年に四日市市内の住宅地61地点が調べられています。調査を休んだ1地点を除く60地点の価格を平均すると、1㎡あたり49,145円でした。三重県の住宅地の平均価格は1㎡あたり39,100円なので、四日市市は県平均の約1.26倍です。

坪に直すと、四日市市の平均は1坪あたりおよそ16万2,000円です。三重県の土地付注文住宅の平均敷地279.9㎡に当てはめると、土地代は約1,376万円になります。県平均の土地取得費973.5万円より400万円ほど高く、建設費の県平均3,548.3万円と合わせると、総額の目安は約4,924万円です。

※平均価格は、三重県が公表した令和8年地価公示の公示価格一覧から、四日市市の住宅地の標準地の価格を当社で単純平均した値です。

同じ市内でも1㎡あたり18,800円から82,400円まで約4.4倍の開き

四日市市の住宅地は、場所によって価格が大きく異なります。令和8年の地価公示で最も高かったのは赤堀新町の1㎡あたり82,400円、次いで堀木2丁目の80,900円でした。一方で最も低かったのは小山町の18,800円で、市内で一番高い地点と一番安い地点には約4.4倍の差があります。

価格が高い地点は、近鉄四日市駅やJR四日市駅に近い中心部に多く見られます。反対に、小山町や上海老町、山田町など市の西部の地点では、1㎡あたり2万円前後の価格も見られます。同じ広さの土地でどれだけ土地代が変わるかを、敷地の広さ別に試算すると下記のとおりです。

1㎡あたりの価格
敷地200㎡(約60坪)
敷地279.9㎡(約85坪)
18,800円(市内で一番安い地点)
約376万円
約526万円
49,145円(市内平均)
約983万円
約1,376万円
82,400円(市内で一番高い地点)
約1,648万円
約2,306万円

※公示価格に敷地面積を掛けた当社の試算です。実際の売買価格は、形や道路との接し方、造成の有無などで変わります。

敷地200㎡の場合でも、市内平均と一番高い地点では土地代に約665万円の差が出ます。約85坪の場合は、一番安い地点と一番高い地点で約1,780万円の開きです。四日市市では、建物の仕様を選ぶより先に、どの地域で探すかが総額を大きく動かします。気になる地域がある場合は、国土交通省の不動産情報ライブラリで近くの標準地の価格を調べておくと、売り出し中の土地の価格が高いか安いかを判断する手がかりになります。

出典)三重県『令和8年地価公示 公示価格一覧表』

出典)三重県『令和8年地価公示の結果がまとまりました』

四日市市の住宅地は4年連続の上昇、年0.9%前後の緩やかな値上がり

土地代の見込みを立てるときは、価格の水準だけでなく、値動きの方向も知っておくと安心です。令和8年地価公示の市町別変動率によると、四日市市の住宅地は前年から0.9%上がりました。前年の令和7年も1.0%の上昇です。

三重県が毎年7月1日時点で調べる地価調査でも、令和8年の四日市市の住宅地は4年連続の上昇でした。県内の住宅地で価格が上がった58地点のうち、15地点が四日市市にあります。県全体の住宅地は34年連続で下がっているため、県内では値上がりが続く数少ない地域の一つです。

住宅地の変動率
令和7年地価公示
令和8年地価公示
四日市市
1.0%
0.9%
三重県
0.5%
0.4%

年0.9%の値上がりは、1㎡あたり5万円の土地であれば年間450円ほどの上昇です。敷地200㎡に直すと1年で約9万円にあたり、土地探しを1年延ばしても総額が数百万円単位で変わるような動きではありません。ただし、地点別に見ると、堀木2丁目や赤堀新町のように前年から3%前後上がった地点もあり、駅に近い人気の地域ほど上昇幅が大きい傾向です。

地価の先行きを正確に言い当てることはできません。値上がりを待つか急ぐかで判断するより、住みたい地域の価格帯を知ったうえで、無理のない返済額に収まる土地を探す進め方が現実的です。

出典)三重県『令和8年地価公示 市町別対前年変動率表』

出典)三重県『令和8年三重県地価調査結果がまとまりました』

三重県の利用者は月々約13.9万円、年収の26.1%を返済に充てる計画

総額の目安がわかったら、次は家計の側から無理がないかを確かめます。フラット35利用者調査では、費用だけでなく、利用者の年収や頭金、毎月の返済額も公表されています。

まず、三重県で土地付注文住宅を建てた方の世帯年収は平均695.5万円でした。総額約4,522万円は年収のおよそ6.5倍です。資金の内訳を見ると、手持金が368.8万円、フラット35の借入が3,899.5万円、ほかの金融機関などからの借入が253.5万円です。借入は合わせて約4,153万円で、総額の9割以上を占めています。

土地付注文住宅
三重県
全国
世帯年収
695.5万円
729.4万円
手持金
368.8万円
460.7万円
1か月あたり予定返済額
13.94万円
15.07万円
総返済負担率
26.1%
26.8%

※総返済負担率は、年収に占める年間の返済額の割合です。

四日市市の地価で総額が上がった場合の返済額の見込み

三重県の利用者は、毎月の返済に約13.9万円、年収の約4分の1を充てています。先ほど試算したように、四日市市の平均的な地価で県平均と同じ広さの土地を買うと、土地代が約400万円上がります。上がった分をすべて借入で補う場合、返済額は毎月約1.3万円増える計算です。

借入額と返済額の関係は金利や返済期間によって変わるため、月々いくらまでなら暮らしに無理がないかを先に決め、そこから借入額を逆算しておくと、土地と建物にかけられる予算が見えてきます。年収から見た借入額の考え方は住宅ローン借入額の目安と求め方で、フラット35の仕組みはフラット35と銀行ローンの違いで詳しく紹介しています。

※毎月の増加額は、借入を約400万円増やし、全期間固定金利2%前後・35年返済とした場合の当社の概算です。

出典)住宅金融支援機構『2024年度集計表(フラット35利用者調査)』

住み始めてからの税は固定資産税1.4%と都市計画税0.2%、合わせて1.6%

家を建てたあとも、土地と建物には毎年税金がかかります。四日市市の公式サイトによると、固定資産税の税率は1.4%です。さらに、市街化区域にある土地や家屋には、都市計画税が税率0.2%でかかります。

たとえば税金の計算の元になる課税標準額が土地と建物で合わせて1,000万円の場合、固定資産税が14万円、都市計画税が2万円で、年間16万円が目安です。毎月に直すと約1.3万円で、住宅ローンの返済とは別に積み立てておきたい金額です。

※課税標準額は市が決める評価額をもとにした金額で、土地の売買価格や建物の建設費とは異なります。住宅用地の特例や新築住宅の減額措置が当てはまる場合、実際の税額は例より低くなります。

  • 固定資産税:毎年1月1日に土地や家屋を持っている人にかかります。税率は1.4%です。
  • 都市計画税:市街化区域内の土地や家屋を持っている人にかかります。税率は0.2%です。楠町の市街化区域は平成22年度から課税対象です。
  • 評価替え:土地と家屋の評価額は3年ごとに見直されます。

市街化区域の外にある土地を選ぶと都市計画税はかかりませんが、市街化調整区域では家を建てられる条件が限られます。税額だけで地域を選ぶのではなく、住みたい場所の条件と合わせて比べてみてください。新築住宅の減額措置など税の軽くなる仕組みは、固定資産税の算出方法と軽減措置にまとめています。

出典)四日市市『固定資産税について』

出典)四日市市『都市計画税について』

四日市市の注文住宅費用でよく寄せられる5つの質問

四日市市で土地付きの注文住宅を建てると、総額はいくらを見込めばよいですか?

四日市市で土地付きの注文住宅を建てる場合、三重県の平均建設費3,548.3万円に、四日市市の平均的な地価で買った土地代約1,376万円を足した約4,900万円が一つの目安です。市の中心部に近い地域で探す場合は、土地代だけでさらに数百万円から1,000万円ほど上がることもあります。

実家の土地に建て替える場合は、土地付きより安く済みますか?

実家の土地に建て替える場合は土地代がかからないため、三重県の平均では総額が土地付注文住宅より約150万円低くなっています。ただし、建設費の平均は4,369.1万円と土地付きより高く、広めの家を建てる傾向があります。解体費や仮住まいの費用も含めて比べておくと安心です。

四日市市の土地は、今後も値上がりしますか?

四日市市の土地の先行きは誰にも言い切れませんが、住宅地の地価公示は令和7年に1.0%、令和8年に0.9%の上昇で、三重県の地価調査でも4年連続の上昇です。上がり幅は年1%前後にとどまっています。値動きを待つより、返済できる額に収まる土地を探すことを優先する進め方がおすすめです。

頭金はどのくらい用意している人が多いですか?

三重県で土地付注文住宅を建てたフラット35利用者の頭金にあたる手持金は、平均368.8万円で、総額の約8%でした。建て替えなど土地を買わない場合は平均723.9万円です。頭金が少なくても家は建てられますが、借入額が増える分だけ毎月の返済額も上がります。

四日市市では、どの土地にも都市計画税がかかりますか?

四日市市の都市計画税がかかるのは、都市計画区域のうち市街化区域にある土地と家屋だけで、税率は0.2%です。候補の土地が市街化区域に入るかどうかは、市の都市計画図や不動産会社を通じて確認できます。

坪数ごとの価格例と四日市展示場で確かめられる建物の費用

四日市市では土地代の幅が大きいため、建物にかかる金額を早めに固めておくと、土地に回せる予算が決めやすくなります。建物の費用を具体的に知る手段の一つとして、当社が手がける注文住宅ナチュリエでの例をご紹介します。

ナチュリエでは、坪数ごとの価格例を公式サイトで公開しています。2階建ては21坪で1,590万円、30坪で1,986万円、36坪で2,250万円です。平屋は21坪で1,788万円、30坪で2,283万円です。価格例に含まれる工事の範囲は会社ごとに異なるため、フラット35利用者調査の建設費と比べる際は、外構や付帯工事、諸費用が含まれるかを見積もりで確かめることをおすすめします。

1951年に創業した当社は、材木屋としての実績を活かし、資材コストと工事費を抑える家づくりを続けてきました。全室の床材を自然素材とし、LDKの壁には漆喰を標準で採用しています。引き渡し後は、構造と防水について長期水準となる最長60年の保証、住宅設備の10年保証、地盤の20年保証を設けています。

四日市市日永東にあるナチュリエ四日市展示場の打ち合わせスペース、腰壁と無垢床の空間

三重県では、四日市市のほか桑名市、津市、菰野町、いなべ市などで施工しています。中日新聞四日市ハウジングセンターに構える四日市展示場では、33坪のモデルハウスに加えてショールームも見学できます。打ち合わせスペースの隣にキッズスペースがあり、お子様と一緒に資金計画や土地探しの相談をすることも可能です。実際に建てたお住まいの間取りや仕上がりは、施工事例・お客様インタビューでご覧いただけます。

ナチュリエ四日市展示場の33坪モデルハウスのLDK、表し梁と無垢床に掃き出し窓がある空間

四日市市の注文住宅の費用は、建物より土地の選び方で大きく変わります。三重県の平均と四日市市の地価、毎月の返済額と税金の目安を手元にそろえたうえで、ご家族に合った予算の組み方を検討してみてください。

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