2025.10.14 お役立ち情報
注文住宅のアイデアを部屋別に徹底解説!理想の家づくりで失敗しない方法
目次
注文住宅のアイデアを部屋別に徹底解説!理想の家づくりで失敗しない方法
注文住宅は間取りやデザインを自由に決められるのが魅力ですが、その分「もっと工夫すればよかった」と後悔してしまうこともあります。理想の住まいを実現するためには、自分や家族のライフスタイルに合ったアイデアを部屋ごとに取り入れることが大切です。
この記事では、リビングやキッチンなどの空間別におすすめの注文住宅アイデアを解説します。施工事例も紹介するので、これから注文住宅を検討する人は、ぜひ参考にしてください。
※この記事で紹介するアイデアは一般的な例であり、ナチュリエの施工事例ではない項目も含みます。
【この記事でわかること】
- 注文住宅の玄関で取り入れたいアイデア
- 注文住宅のリビングで取り入れたいアイデア
- 注文住宅のキッチンで取り入れたいアイデア
- 注文住宅の浴室で取り入れたいアイデア
- 注文住宅のトイレで取り入れたいアイデア
- 注文住宅の寝室で取り入れたいアイデア
- 注文住宅の子供部屋で取り入れたいアイデア
- アイデアの詰まった注文住宅の施工事例9選
注文住宅の玄関で取り入れたいアイデア
玄関は家の第一印象を決める重要な場所です。収納や動線を工夫することで、日常の快適さと来客対応のしやすさが高まります。
大容量収納
シューズクロークや土間収納で玄関をすっきり。
玄関手洗い場
帰宅後すぐの手洗いで衛生的。
2WAY動線
来客用と家族用を分けて生活感を隠す。
大容量のシューズクロークや土間収納を設計する
玄関は家族全員が毎日使う場所であり、靴だけでなく傘やアウトドア用品、ベビーカーなど荷物が集中しやすい空間です。注文住宅では、大容量のシューズクロークや土間収納を設計すると使い勝手を大きく向上できるでしょう。
扉付きにすれば生活感を隠せて、来客時にもすっきりと見せられます。可動式の棚やハンガーパイプを設けておけば、季節ごとのアイテムや子どもの成長に合わせて収納方法を変えられます。
手洗い場を設ける
帰宅後すぐに手を洗える「玄関の手洗い」は、近年人気の高い設備です。
外から帰ってきた際にリビングやキッチンに行く前に手洗いを済ませられるため、衛生的で安心です。小さな子どもがいる家庭や、来客が多い家庭では重宝します。
デザイン面でも工夫の余地があり、シンプルな洗面ボウルを壁に埋め込むタイプや、タイルを使ったおしゃれなカウンタータイプなど選択肢が豊富です。
また、玄関収納の一部に設けることで空間を有効活用でき、限られたスペースでも取り入れやすいのが魅力です。動線に自然に組み込めば、毎日の習慣として使いやすくなるでしょう。
2WAY動線を設ける
玄関から直接リビングへ入る動線と、収納や洗面所を経由する動線を分けた「2WAY動線」は、注文住宅ならではの工夫の1つです。
来客用と家族用のルートを分けることで、生活感を抑えつつおもてなしできるのが大きなメリットだといえます。
たとえば、買い物帰りに玄関からパントリーやキッチンへ直行できる動線を確保すれば、荷物をスムーズに片付けられます。また、子どもが帰宅後に必ず洗面所や手洗い場を通るように設計すれば、自然に衛生習慣を身につけられるでしょう。
動線を整理することで毎日の生活が快適になり、家事や子育ての負担も軽減できます。限られた玄関スペースでも工夫次第で実現できる便利なアイデアです。
注文住宅のリビングで取り入れたいアイデア
家族が集まるリビングは、開放感や居心地の良さが求められる空間です。設計の工夫次第で、暮らしに豊かさをプラスできます。
吹き抜け天井
開放感と明るさを演出し、家族の繋がりを育む。
ダウンフロア
空間に変化と特別感をもたらす落ち着きの場。
造作収納
壁一面のテレビボードでデザインと機能を両立。
天井を吹き抜けにする
注文住宅で人気のリビングアイデアの1つが「吹き抜け天井」です。天井の空間を高くすることで開放感が生まれ、実際の広さ以上にゆったりとした空間を感じられます。
大きな窓を組み合わせれば自然光がたっぷり入り、明るく心地よいリビングになるでしょう。また、2階とつなげることで家族の気配を感じやすいのも魅力となり、コミュニケーションが取りやすく、子育て世帯にも向いています。
ただし、冷暖房効率が下がりやすいため断熱性や空調計画を事前に検討することが重要です。デザイン性と機能性を両立させれば、住まい全体の価値を高める空間づくりが実現できます。
ダウンフロアリビングにする
床の一部を下げてつくる「ダウンフロアリビング」は、空間に変化を生み出し、特別感を演出できる注文住宅ならではの工夫です。段差をつけることで自然とゾーニングができ、同じフロアにいながらリビングとダイニングの雰囲気を分けられます。
視線が変わるため落ち着きが生まれ、家族の憩いの場にぴったりです。また、掘りごたつのようにアレンジすればくつろぎ感が増し、ホームシアターや趣味の空間としても活用できます。
ただし、段差が生じるため小さな子どもや高齢者がいる家庭では安全性に配慮が必要です。照明や床材に工夫を加えれば、デザイン性と実用性を兼ね備えたリビングが完成します。
壁一面を造作テレビボードや収納にする
リビングは家族が長い時間を過ごす場所だからこそ、収納計画が重要です。
壁一面を造作テレビボードや収納棚にすると、デザインと機能性を兼ね備えた空間をつくれます。オーダーメイドなら間取りや生活スタイルに合わせてサイズや配置を調整でき、無駄なく収納力を確保できます。
扉付き収納で生活感を隠すことも、オープン棚でインテリアを魅せることも可能。テレビやAV機器を組み込めば配線がすっきりし、掃除もラクになります。
造作家具はコストがかかる一方、既製品にはない統一感やオリジナリティを実現できる点が魅力です。注文住宅だからこそ叶えられる、快適でスタイリッシュなリビングのアイデアといえるでしょう。
注文住宅のキッチンで取り入れたいアイデア
キッチンは毎日使う場所であり、機能性と動線設計が重要です。注文住宅ならではの自由度を活かして、快適な調理環境を整えましょう。
パントリー
食品ストックでキッチンをすっきり保つ。
2列型キッチン
効率的な動線で複数人での作業も快適。
サブシンク
同時作業を可能にし、調理効率をアップ。
パントリーを設ける
注文住宅で人気のキッチンアイデアが、パントリーの設置です。
食品のストックや調理器具、日用品をまとめて収納できるため、キッチンまわりをすっきり保てます。扉付きにすれば急な来客時でも生活感を隠せ、オープンタイプにすれば出し入れがしやすく、時短につながるでしょう。
広さに余裕がある場合はウォークインタイプにして、買い置き品や非常用の備蓄も保管可能です。狭い空間でも、壁面収納や可動棚を工夫すれば効率的に活用できます。
キッチンの作業動線に合わせて配置すると利便性が高まり、毎日の家事がより快適になります。
2列型キッチンにする
調理スペースとシンク・コンロを分けて配置する「2列型キッチン」は、注文住宅ならではのアイデアです。
家事動線が短くなり、複数人で料理をしてもぶつかりにくいため、家族で料理を楽しみたい場合に最適です。調理台が広く確保できるので、下ごしらえや盛り付けもスムーズになります。さらに、収納スペースも多く取れるため、調理器具や食器を整理しやすいのも魅力です。
ダイニング側と背面側のどちらにも収納を設ければ、生活感を抑えながら機能的に活用できます。限られたスペースでは通路幅の確保が課題となるため、設計段階で動線を検討しておくことが重要です。
サブシンクを設ける
キッチンにサブシンクを取り入れるのも、注文住宅ならではの便利なアイデアです。メインシンクとは別に小さなシンクを設けることで、野菜の下洗いやお弁当作り、子どもの食器洗いなどを同時進行でき、調理の効率が上がるでしょう。
2列型やアイランドキッチンとの相性が良く、作業スペースを広く活用可能です。また、ホームパーティーなどで複数人がキッチンを使う際にも重宝します。水栓や排水のコストはかかりますが、日常の家事ストレスを軽減できます。
使う目的や位置を事前に明確にして設計すれば、長く快適に活用できる設備となります。
注文住宅の浴室で取り入れたいアイデア
浴室はリラックスできる空間であり、日々の疲れを癒す場でもあります。快適さと機能性を兼ね備える工夫をすると満足度が高まります。
タイル張り
デザイン性の高い個性的な空間を演出。
浴室乾燥機
洗濯物の乾燥やカビ対策に効果的。
高機能バス
保温や自動洗浄で快適さと時短を実現。
浴室は1日の疲れを癒す大切な空間であり、注文住宅なら自分や家族のライフスタイルに合わせて工夫が可能です。デザイン性を高めたり、掃除のしやすさや機能性を追求したりすることで、快適さが格段に変わります。
ここでは、浴室に取り入れたい代表的なアイデアを紹介します。
タイル張りにする
浴室のデザイン性を高めたいなら、壁や床をタイル張りにするのがおすすめです。
タイルは耐久性・防水性などに優れているだけでなく、カラーバリエーションやデザインも豊富なため、注文住宅ならではの個性的な空間を演出できます。高級感のある大判タイルや、落ち着いた雰囲気を出すモザイクタイルなど、好みに合わせて選べる点も魅力です。
ただし、目地部分はカビが発生しやすいため、清掃のしやすさを考慮して仕上げ材を選ぶことが重要です。
浴室乾燥機を設置する
浴室乾燥機を設置することで、雨の日や花粉の季節でも洗濯物を乾かせるため、ランドリールームを兼ねた使い方が可能になります。
共働き世帯や室内干しの機会が多い家庭では重宝するアイデアです。また、換気や暖房機能がついたタイプなら、カビ対策や冬場の寒さ対策にも効果的です。
設置には初期コストがかかりますが、毎日の家事効率や快適性を考えると価値のある設備といえるでしょう。
機能性の高いバスを設置する
注文住宅の浴室では、機能性の高いバスを選ぶのもおすすめです。保温性の高い浴槽や節水型のシャワー、ジェットバス機能などを備えれば、日々の入浴時間がより快適でリラックスできる時間に変わります。
最新の設備では、浴槽のお湯が冷めにくい仕様や自動洗浄機能を備えたタイプもあり、掃除の手間を減らすことも可能です。さらに、断熱性の高い窓や床材を組み合わせれば、エネルギー効率の良い浴室が完成します。
家族全員が毎日使う場所だからこそ、機能性と快適性を兼ね備えたバスを導入することで、暮らしの満足度が格段に高まります。
注文住宅のトイレで取り入れたいアイデア
トイレは住宅の中でも限られた空間で、使い勝手を意識した設計がポイントです。注文住宅ならデザインや収納を工夫して生活の質を高められます。
手洗いカウンター
見た目と清潔感を両立し、収納も確保。
ニッチ収納
壁のくぼみを活用し、省スペースで収納力アップ。
手すり
将来を見据えた設計で、家族全員の安全を確保。
トイレは使用頻度が高く、来客も利用する空間のため、清潔感や快適さはもちろん、デザインや機能面も工夫したい場所です。
注文住宅ならではの自由な設計を活かすことで、日常生活をより便利にし、長く快適に使える空間を実現できます。
手洗いカウンターを設ける
トイレ内に手洗いカウンターを設けると、清潔に保ちやすくなるだけでなく、見た目の良さも高まります。
玄関近くにあるトイレでは、来客が気兼ねなく使えることもメリットです。カウンター下に収納を設ければ、トイレットペーパーや掃除道具を隠してすっきりと保てます。
素材やデザインを工夫すれば空間のアクセントにもなり、快適でおしゃれなトイレ空間を演出できます。
ニッチ収納を設ける
狭いトイレ空間でも壁の一部をくぼませたニッチ収納を設けると、収納力を確保しながら圧迫感を抑えられます。トイレットペーパーや芳香剤などを置くのに便利で、棚板や照明を組み合わせれば見た目の清潔感も向上できるでしょう。
床に物を置かずに済むため掃除がしやすく、清潔感を維持しやすい点も魅力です。ちょっとした工夫で、利便性とデザイン性を両立できる収納方法として有効です。
手すりを設ける
将来のことを考え、トイレに手すりを設置するのもおすすめです。立ち座りをサポートしてくれるため、高齢の家族や小さなお子さまでも安心して利用できます。
デザイン性の高い手すりを選べば、インテリアを損なうことなく安全性を確保できます。
後付けも可能ですが、壁の補強やレイアウトを考えた設計段階から組み込むことで、より自然で使いやすい仕上がりになるでしょう。
注文住宅の寝室で取り入れたいアイデア
寝室は1日の疲れを癒す大切な空間です。注文住宅ならライフスタイルに合わせた工夫ができ、快適さと機能性を両立させられます。
ウォークインクローゼット
大容量収納で整理整頓しやすく、身支度もスムーズに。
書斎・デスクスペース
集中できるプライベート空間で、仕事や趣味に没頭。
勾配天井・間接照明
開放感と柔らかな光で、上質なリラックス空間を演出。
ウォークインクローゼットを設計する
寝室にウォークインクローゼットを設置すると、衣類やバッグ、小物などをまとめて収納でき、整理整頓がしやすくなります。
身支度もスムーズになり、衣替えや収納の手間も軽減されるでしょう。広さに余裕があれば、姿見やドレッサーを置くことも可能です。
注文住宅ではレイアウトや棚の位置を自由に決められるため、家族の使い方に合わせた収納を作れる点も魅力です。
書斎コーナーやデスクスペースを設ける
寝室に書斎コーナーやデスクスペースを設置すると、在宅ワークや趣味の時間を確保できます。
寝室は比較的静かに過ごす場所で、集中して作業する環境としても適しています。窓際に配置すれば自然光を取り入れられ、明るく快適なスペースになるでしょう。
造作デスクや収納棚を組み込めば、部屋全体がすっきりとまとまり、利便性とデザイン性を両立させた寝室づくりが可能です。
勾配天井や間接照明を取り入れる
勾配天井を設置すると空間に開放感が生まれ、寝室の雰囲気をより上質に演出できます。間接照明を組み合わせることで柔らかい光が広がり、リラックスできる空間に仕上げられます。
直接照明と調整することで、読書や作業にも対応可能です。注文住宅なら天井の形状や照明の位置も自由に設計できるため、快適性やデザイン性を意識した寝室づくりが実現できます。
注文住宅の子供部屋で取り入れたいアイデア
子供部屋は成長に合わせて使い方が変わるため、柔軟性のある設計が大切です。将来のライフスタイルを見据えておくことで長く快適に使えます。
床暖房
足元から暖かく、乾燥しにくい快適な空間に。
壁一面の収納
片付け習慣を育む、大容量の造作棚。
ロフト
空間を有効活用し、遊び心のある特別な場所に。
床暖房を設置する
子供部屋に床暖房を設置すると、冬でも快適に過ごせる空間になります。子どもは床に座ったり寝転んだりすることが多いため、足元から部屋全体を暖められる床暖房は安心です。
エアコンのように風を感じないため、乾燥しにくく、ほこりの舞い上がりも抑えられます。注文住宅では床材の種類や設置方法を自由に選べるため、インテリアと調和させつつ機能性を高められる点も魅力です。
壁一面の収納棚や本棚を設置する
子供部屋は本やおもちゃ、学用品などで散らかりやすい空間です。注文住宅なら壁一面に収納棚や本棚を造作することで、限られたスペースを有効活用できるでしょう。
収納を充実させることで片付け習慣が身につきやすく、学習環境も整いやすくなります。また、成長に合わせて棚の高さや仕切りを変えられる可動式にすると長く使えるのもポイントです。
見せる収納と隠す収納を組み合わせると、整理整頓がしやすくインテリア性も高まります。
ロフトを設ける
天井を活かしてロフトを設けると、子供部屋の空間を立体的に使えるようになります。
ロフトは寝床や秘密基地のような遊び場としても活用でき、子どもにとって特別感のある空間になります。また、下のスペースを収納やデスクコーナーに活用することで限られた部屋でも機能性が高まります。
ただし、ロフトは建築基準法上では「小屋裏物置」とされ、天井高1.4m以下、床面積は直下の階の2分の1未満であることが定められています。居室として使用できなかったり、階段を設けることができなかったりするので、事前に要件を確認しつつ判断することが重要です。
ナチュリエのアイデアが詰まった注文住宅の施工事例9選
ここでは、ナチュリエのアイデアが詰まった注文住宅の施工事例を紹介します。
アイデアの詰まった注文住宅を検討するならナチュリエ
注文住宅を建てる際は、収納や間取り、設備など多くのアイデアを組み合わせることで、機能性とデザイン性を大きく高められます。
しかしながら、初めての家づくりではどのアイデアを取り入れるべきか迷ってしまう人も少なくありません。
ナチュリエでは、効率的な動線や収納、デザイン性などに配慮した設計を得意としています。リビングやキッチン、子供部屋など、各部屋にアイデアを反映させたプランを作成いたします。
また、施工後の生活まで見据えた提案で、メンテナンス性や将来のライフスタイルにも対応可能です。注文住宅で快適さとデザイン性を重視したい方は、ぜひナチュリエにご相談ください。







