2021.06.30 お役立ち情報
知って得する!愛西市のエリア別土地価格・地価相場情報
好条件の土地をできるだけリーズナブルな価格で購入するには、「土地の相場」を調べることも重要なポイントです。
今回は、愛知県の西端に位置する愛西市の土地価格や地価についてエリア別に紹介します。愛西市で土地を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
愛西市の地域情報
愛西市は、2005年に4つの町村が合併して生まれた、人口約6万人の都市です。愛知県の西部に位置し、木曽川を挟んで岐阜県と三重県に隣接することから、交通の要所としても知られます。
弥富市と隣接する市の南部には東名阪自動車道の弥富ICがあり、その周辺にはトラックターミナルなどの陸上輸送の拠点が点在します。また、鉄道も名鉄の尾西線と津島線、JR関西本線が通り、名古屋への通勤・通学も多いです。ただ、日中の本数は少ないので車での移動がメインになりそうです。
愛西市の西側は田畑が広がる田園地帯ですが、木曽川の近くには全国有数のレンコンの産地が広がっています。ハスが咲き誇る初夏には市内にある蓮園が開かれ、市民の和みの場となっているようです。また、木曽川の伏流水を活かした酒づくりも盛んで、名酒の醸造所もあります。
愛西市の土地平均購入価格
実際に取引された情報をもとに、愛西市の不動産相場をみていきましょう。
2020年に取引された愛西市の土地の価格相場は、8.2万円/坪(2.5万円/m2)。50~60坪くらいの標準的な土地だと500万円前後となり、かなりリーズナブルな価格です。ちなみに、隣接する津島市全域の価格相場は12.7 万円/坪(3.8万円/m2)、弥富市だと15.3万円/坪(4.6万円/m2)ですから、愛西市なら土地代をかなり抑えられるでしょう。
ただし、上記の価格は愛西市全域の平均ですから、人気エリアになるとそれなりの価格になります。不動産取引が多いエリアの一つ、名鉄津島線「勝幡駅」近くの勝幡町エリアだと坪単価が約18万円、取引価格は1,000~1,500万円くらいの土地が多く見られます。また、名鉄尾西線「佐屋駅」近くの北一色町では、坪単価が約14万円、1,000万円前後で取引されている土地が多いようです。
市の東部には、JR関西本線の「永和駅」があります。駅の南側に位置する鰯江町では新興住宅地の開発が進んでおり、ここだと坪単価は約20万円、取引価格は1,100~1,500万円と愛西市の中で比較的に高い傾向があります。ところが、駅の北側にある大井町では、坪単価は約10万円、700~900万円で取引されている土地もあり、同じ永和駅周辺でも価格差が大きいようです。
実は、永和駅の南側は近鉄名古屋線「富吉駅(蟹江町)」も利用できます。近鉄の方が本数も多く、通勤・通学にも便利。そのため、価格が高くなる傾向があるようです。土地に求める条件にもよりますが、愛西市で価格を重視するのであれば、永和駅の北側が狙い目といえるかもしれません。
※国土交通省「不動産取引価格情報(2020年)」をもとに算出
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
愛西市の土地評価額の動向
国土交通省が毎年公表する「公示地価」も、不動産取引価格を決める要素の一つです。土地探しをされる方は、こちらの動向も注目したいポイントでしょう。
2021年に公表された愛西市の公示地価について、市全域の平均は坪単価17万5,206円(5万3,000円/m2)となっています。実際の不動産取引価格よりも地価のほうが、かなり高いのも愛西市の特徴といえます。
近年の地価動向を見ると、愛西市は下落傾向にあります。2016年には上昇に転じたものの、翌年からは再び下落が続き、バブル期の半分程度になっています。
なお、不動産取引価格は2016年から2019年にかけて上昇していましたが、2020年からは下降に転じています。
※国土交通省公表「2021年公示地価」、愛知県庁による基準地価を使用
https://tochidai.info/aichi/aisai/
愛西市の地価ランキング
より具体的な地域名から、愛西市の住宅地の地価を見ていきましょう。蟹江町の地価TOP10は、以下の通りです。
エリア | 坪単価 | ㎡単価 | 最寄駅 |
---|---|---|---|
大野町山 | 284,958円 | 86,200円 | 富吉駅 |
諏訪町橋本 | 214,876円 | 65,000円 | 藤浪駅 |
勝幡町塩畑 | 212,231円 | 64,200円 | 勝幡駅 |
町方町北堤外 | 204,628円 | 61,900円 | 町方駅 |
諏訪町郷東 | 204,297円 | 61,800円 | 藤浪駅 |
稲葉町米野 | 202,314円 | 61,200円 | 日比野駅 |
日比野駅 | 200,330円 | 60,600円 | 佐屋駅 |
柚木町中田面 | 199,999円 | 60,500円 | 日比野駅 |
須依町元屋敷 | 198,677円 | 60,100円 | 佐屋駅 |
北一色町北田面 | 197,024円 | 59,600円 | 佐屋駅 |
※国土交通省公表「2021年公示地価」、愛知県庁による基準地価を使用
https://tochidai.info/aichi/aisai/
地価がもっとも高い大野町山は、蟹江町と隣接する近鉄名古屋線「富吉駅」の近くです。他のエリアと比べても3割前後高くなっています。
地価を見ると坪単価20万円前後のところが市内各所に点在しますが、いずれの地点も駅から徒歩10分圏にあります。駅から離れると不動産取引価格の平均に近い坪単価10万円前後の土地も見られるようです。
まとめ
土地の価格は、利便性が高く大都市に近い地域の方が高くなる傾向があります。愛西市の場合は、市の東南部、近鉄の富吉駅に近いエリアは地価も不動産取引価格も高く、市域の西や北に行くほど安くなります。
理想の土地は価格だけでは決められませんが、価格を重視して決めたい方であれば、比較的に安い物件の多い愛西市も選択肢の一つとして検討されてはいかがでしょうか。
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