2025.10.16
『ミラノサローネ2025』
こんにちは!設計・プランナーの森谷です。
今年もミラノサローネが開催されましたが皆さんはご存知でしょうか?
ミラノサローネとは1961年から始まった毎年4月にイタリア・ミラノで開催される世界最大規模の国際家具見本市です。
家具や空間デザインの「ワールドカップ」とも言われ、最先端の製品やアイデアが紹介されるため、建築・インテリア業界はもちろん、ファッションや異業種からも注目を集めています。
2025年のミラノサローネ(ミラノウィーク)は「人間のためのデザイン思考(THOUGHT FOR HUMANS)」をテーマに、サステナビリティと融合、新たな調和を重視したインテリア・家具の国際見本市として開催されました。世界37カ国、約2,000以上のブランドが出展し、今年も約30万人以上が来場する大規模イベントでした。
■主なトレンド
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サステナブル素材(再生樹脂や有機的な素材)の使い方や環境への配慮、モジュール家具、異素材の組み合わせが注目を集めました。
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アースカラーやグレイッシュなブラウン、ホライゾングリーン、テラコッタなどの「くすみ色」が人気でした。
- デザインの技術革新(照明とスマート家電、IoT、最先端技術)の展示も目立ちました。
■注目イベント
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奇数年開催となる照明見本市「エウロルーチェ」が今年開催され、新しい照明デザインや技術革新が集まりました。
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若手デザイナーの登竜門「サローネサテリテ」も例年通り行われ、新進クリエイターの活躍が目立ちました。
インテリア・デザインの「最前線」として、新製品やトレンドの発信の場となり多様な業界が参入する国際的なイベント『ミラノサローネ』、私自身は毎年オンラインセミナーで観て情報収集をしていますが、まだ現地で参加したことは無い為、住宅業界に関わる人間として是非『ミラノサローネ』に行ってみたいと思う今日この頃です…。

